ちょっと冬らしい気候になったここ数日。
寒い寒いと言っても仕方がない。
潜ってしまえばいつもと変わらないばかりか、透明度は回復して水温は上昇していました。
■ 天気 ： 曇りのち晴れ
■ 気温 ： 10.5℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水温 ： 17.5～18℃
■ 透明度 ： 15～17ｍ
■ 透視度 ： 13～15ｍ
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 -24mのアーチ ⇒ たて穴 ⇒ Hの穴 ⇒ ブルーコーナー
2本目 グンカン ⇒ ロッカク岩 ⇒ 大牛の洞窟 ⇒ 大牛裏
先週末、強風が吹いて数日クローズになったので透明度が心配でしたが、潜ってみたら嬉しい誤算。
海は青いし水温も17度台に上昇していました。
透明度がいいから潜ってすぐにクエを発見！
ホンソメワケベラにクリーニングしてもらっていました。
海が青いとHの穴にグッチャリと群れる魚たちは見ごたえあるし
ブルーコーナーは夏みたいにカラフルでしたよ。
海が青いから地形遊びも楽しいけど、今はマクロ生物が豊富だからそれらを探すのも楽しいですよ。
今日見つけたのはアヤトリカクレエビ。
久しぶりに見つけてちょっと感激。
それからアカシマシラヒゲエビも発見。
越冬したんですね。
それから最近ちょっと数を増やしてきているのがイボイソバナガニです。
古参組ではアナモリチュウコシオリエビとか
アカスジカクレエビとか
クサイロモシオエビも健在でした。
一時は大フィーバーしていたカエルアンコウの仲間はちょっと減ってきました。
一番人気は水玉のイロカエルアンコウ。
クマドリカエルアンコウもいましたし
オオモンカエルアンコウのおチビちゃんも再発見。
今日潜った他のガイドさんたちの話をまとめると、この他にクマドリカエルアンコウ 1、イロカエルアンコウ 1、未確認ですけどベニカエルアンコウもいますので、これで減ったと言ったら怒られるかな。
クマドリカエルアンコウなんかが越冬すると話題になりますが、雲見では通年お馴染みとなったミツボシクロスズメダイが話題に登ることは少ないです。
そのミツボシクロスズメダイの立派な成魚を今日見かけました。
これほど大きくなったのを見るのは雲見では初めてかも。
何回越冬したらここまで大きくなるんでしょうね。
カミソリウオも越冬しそうな感じとなりました。
ウミウシも数多く見つかります。
最近数を増やしているのがネアカミノウミウシと
ユビワミノウミウシかな。
上もそうですけど今はミノウミウシの仲間が多く見られるんです。
ミチヨミノウミウシとか
シロミノウミウシといったよく目にするウミウシの他にも
イナバミノウミウシとか
フジエラミノウミウシ属の1種といったあまり見かけないものたちまでミノウミウシはいっぱいいます。
ミノウミウシ以外ではフジイロウミウシとか
スイートジェリーミドリガイ
ミツイラメリウミウシといったウミウシがいましたよ。
あとはサガミリュウグウウミウシは相変わらずいっぱい見かけるし
これはツノグロミドリガイかな？
こんなレアなウミウシも見つかりました。
あとはウミウサギの仲間のコボレバケボリがいたり
元気に穴から身を乗り出したアライソコケギンポがいたりと各種アイドルたちがいっぱいいました。
今日も楽しかった雲見。
明日は何を見に行こうかな？
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