昨夜の大雨が嘘のように晴れ渡った空。清々しさいっぱいです。
今日は土肥の「The 101」さんが開催してくれたボートモニター会に参加してきました。
土肥はまだ私がファンダイバーだった時に通り崎ビーチに行ったくらいで、ボートポイントは全くの未知の世界でした。
いい機会でしたので二つ返事で参加させてもらいました。
まずは簡単に「The 101」さんのご紹介を。
土肥にある唯一のダイビングサービスなのですが、講習等にも利用できるダイビング専用プールを備えた国内最大級のダイビング施設でもあります。
手前は水深4mのダイビング専用プールで奥はスイミングプールです。当店もオープンウォーター講習で利用させてもらっています。
そこに14人のダイビングショップのスタッフたちが集まってモニター会に参加しました。施設も広くて使い勝手がいいんです。
■ 天気 晴れ
■ 気温 22℃
■ 水温 22~23℃
■ 透明度 8~10m
■ 透視度 10~12m
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 とび島沖PartⅡ
1本目は期間限定ポイントのとび島沖PartⅡを案内してもらいました。
ここはほぼ南北に広がるラクダのコブ状の根の回りを泳ぐポイントです。経験本数100本以上のダイバー向けの上級者向けポイントです。
一番浅い根頭でも-17m、根の下は-50mからそそり立っている根です。
潮当たりがいいので魚が集まってきて回遊魚も回ってくるそうです。
ポイントまでは15分ほど。途中雪をかぶった富士山が!雲見で見るよりも大きな富士山です。
ポイントはブイを打ってあるので潜降も楽ちんです(^^)v。
ブリーフィングで聞いていた通り魚影は濃かったです。
ここで一番目立っていたのはイサキの子供の群れでした。
クロホシイシモチ・イサキの群れに混ざっていたのはカマスですね。
深場にはキンギョハナダイに混ざってサクラダイもいました。
魚も見ごたえありましたが、ソフトコーラルも活き活きと育っていましたよ。
2本目 小下田ボート・とび島沖
2本目はとび島沖PartⅡの北にある小下田ボート・とび島沖です。接しているので両方を行き来することもできる位置関係です。
ここもブイが打ってあってブイ下は-9m位と浅いのですが、根の下は-40mくらいあります。
ブイ下にはキンギョハナダイとスズメダイがいっぱい。特にキンギョハナダイは鮮やかで、乱舞する様子は見応えがありました。
アオリイカの群れなんかもいましたし、ここもソフトコーラルがとっても元気なポイントでした。
3本目 通り崎湾内
モニター会は2本で終了したのですが、折角なのでお願いして唯一のビーチポイントの通り崎湾内も案内してもらいました。
ビーチポイントですから玉砂利のところからもエントリーできるのですが、釣り堀に隣接したダイブステージからジャイアント若しくはバックロールでエントリーできる珍しいところです。足場がいいので楽ちんですよ。
湾内はマクロ主体のダイビングとなります。
まずは水深20m付近にある沈船へ。
途中にはサツマカサゴとか
クリアクリーナーシュリンプなどを見ながらガイドロープに沿って深場に向かいました。
ここの沈船は小さな船でしたが、その面影を残さないくらい崩れていました。
ここにはミナミハコフグの幼魚とかアカオビハナダイ、ムレハタタテダイなどが住みついていてましたし、キリンミノの幼魚もいました。
他の場所には、ヨコシマエビとかヒラメ、ミサキウバウオ、アカホシカクレエビ、イソギンチャクモエビの他に、10cm位のオオモンカエルアンコウが2匹いました。
つい先日まではカミソリウオとかハタタテハゼもいたそうなのですが、残念ながら今日は見られず。
ゴロタ、砂地、砂泥と異なった環境で潜れますのでそれぞれに様子が異なる生物ウォッチングができそうです。
また、西風にも強いというので雲見がクローズの時でも潜れそうです。田子に続き強い味方の登場かな。
潜ってみたい方がいましたらご連絡ください。
The 101の皆さん、お世話になりました。
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