未明に降った大雨と雷の音で寝不足気味の朝を迎えました。
でも雲見は雨はそんなに降っていなかったんですって。お陰で川からの水で濁らずに済みました(^^)v
天気は徐々に回復してお昼前には太陽が顔を出してくれました。
■ 天気 : 雨のち晴れ
■ 気温 : 27℃
■ 水温 : 24.5~26℃
■ 透明度 : 10~15m
■ 透視度 : 10~12m
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 -24mのアーチ ⇒ 小牛の洞窟 ⇒ Hの穴 ⇒ 水路 ⇒ ブイ
2本目 小牛横 ⇒ 小牛湾内 ⇒ ブイ
3本目 小牛湾内 ⇒ 小牛横 ⇒ 小牛の洞窟入り口 ⇒ ブルーコーナー
雨が降ったせいなのか、曇っていたせいなのか、朝一番は白っぽい浮遊物が多くて若干暗く感じました。
でも南からの潮の流れに変わった午後は透明度は回復して、水面付近には暖かくて青い潮が広がっていました。
先週黒潮の支流が入ってきたので季節来遊魚をあちこちで見かけるようになりました。
その中で一番人気はやっぱりこの子。ホホスジタルミの幼魚です。
胸ビレに何か白っぽいものが付いていますね。まさか寄生虫なんでしょうか?
ホホスジタルミの幼魚に負けず、落ち着きなく泳いでいるのはムスジコショウダイの幼魚です。
まだ2cmくらいの可愛い子でした。
それからミツボシクロスズメダイの幼魚もいました。今日は1匹だけでしたけど今からどんどん増えていくんでしょうね。
ブルーコーナーにはソウシハギもやって来てくれました。ふら~っと漂うように泳いでいました。
クギベラの幼魚やミナミハコフグの幼魚の目撃情報もありますので、他にも探せばたくさんいるんでしょうね。
季節来遊魚ではないですけど、この時期に目撃頻度が高くなる生き物たちもいます。
まずはガラスハゼ。
ヒメイソギンチャクエビ(下写真)とかイソギンチャクエビ、イソギンチャクモエビなんかもこの時期から見かけるようになります。
それからクリアクリーナーシュリンプも小さな個体ですけど数が増えてきましたよ。
人気のカエルアンコウの仲間たち。いなくなる子もいれば新しく見つかった子もいます。
海草の中にいるので見づらいですけど、小さくて可愛らしいオオモンカエルアンコウの子供は健在です。
この子よりももっとちっちゃなイロカエルアンコウの子供も見つかりました。
教えてくれたのはエグザイルスの松田さん。ありがとうございました。
これも松田さんが見つけた真っ白なベニカエルアンコウです。きれいな子ですね。
ハナタツもたくさんいますよ。
上のオオモンカエルアンコウとペアで見られる真っ赤な子の他に
長~く居着いてくれている皮弁の長い子、それから黄色のおチビちゃんたちは行方不明になっていた1匹が帰ってきてくれて2匹確認できました。
そして更に小さな赤ちゃんも見つかったんですって。
今年はハナタツの当たり年ですね。
他にも見物はいっぱいですよ。
クエです。ネンブツダイの稚魚に囲まれて砂の上で休んでいました。
カイカムリです。写真にとって気づいたのですが顔のあたりにトウヨウコシオリエビが絡みついていました(^^)
(写真をクリックして大きくするとわかりやすいですよ。)
アクロバティックな態勢で産卵中のミアミラウミウシです。ミアミラウミウシの卵って紫色だったんですね。
安全停止中も楽しめちゃうのが今の雲見のいいところ。
ブルーコーナーでは目の前がキラキラ黄金色になったと思ったらマアジの群れが目の前を横切って行きました。
湾内のブイではニジギンポ(下写真)とかカワハギの子供とか、今日はアオリイカも群れていましたよ。
海の中はかなり賑やかになってきました。
3連休は天気も良くて海も穏やかそうです。
予約にはまだ若干の空きがありますのでぜひ遊びに来てください。
《耳寄り情報》
◆9月14日(日)は田子の外洋スペシャル。
イサキやキンギョハナダイの大きな群れはもちろん、深場のハナダイがたくさん群れている場所まで行っちゃいます。
残席はあと僅かです。参加にはいくつか条件がありますので、気になる人はお気軽に連絡をください。
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