産卵・抱卵に幼魚。子孫を残そうと頑張っていますよ♪|雲見

九州南部が梅雨明けしたようですね。
これでもう少し太平洋高気圧が張り出してきたら東海地方も梅雨明け。そうするといよいよ夏本番です。

■ 天気 : 晴れ
■ 気温 : 30℃
■ 水温 : 19~21℃
■ 透明度 : 8~15m
■ 透視度 : 8~15m
(写真はクリックすると拡大します。)

1本目 スタンダードコース

2本目 黒崎 (先端~高根)

3本目 島裏 ⇒ 小牛の洞窟 ⇒ ブルーコーナー ⇒ 大牛の洞窟 

今日はグングンと気温が上がって最高気温が30度に達しました。
熱いので水分補給は十分にしてくださいね。

雲見の海はとっても穏やかっでした。
でも透明度が芳しくないんですよね。
浅い所がちょっと浮遊物が多くて濁っているんですよね。
深場は綺麗な潮が広がっています。特に水路下の洞窟からHの穴にかけてはよく見えていましたよ。ただちょっと水温が下がってしまいますけど・・・。

たて穴横にいるハナタツです。正面から見ていないので確証が持てませんが、何だかお腹まわりがスッキリしたように見えます。
とうとうハッチアウトしちゃったのかな?見たかったんですけどね、ハッチアウトを・・・。
ということはこのハナタツ君もそろそろいなくなってしまうかも。長い間楽しませてくれました。
ハナタツ

黒崎で見つけたハナタツはまだお腹が大きく膨らんでいました。こちらのハッチアウトはこれからのようです。
ハナタツ-2

キンメモドキの群れはHの穴の上に移動していました。台風で飛ばされちゃったのか、群れの大きさもちょっと小さくなりました。
それでも十分楽しめますけどね。
ほら、前が見えないくらいですよ。
キンメモドキ

イサキの群れもあちこちで見られます。一箇所にかたまった群れもいれば、川のように流れる群れもいます。
イサキ

岩の隙間に隠れて顔をのぞかせているクロアナゴは丸々と太っていました。
クロアナゴ

下の写真は湾内のブイ下に群れていたイスズミです。安全停止をしていても逃げる気配を見せませんでした。
イスズミ

ブイ下にはメジナも群れていましたし、カゴカキダイも数匹まとまって泳いでいましたよ。

下の写真はヒラタエイです。今日は黒崎で何匹も見かけました。
砂がないから隠れられないのにね。岩の上に寝そべっていたり、フワフワと泳ぎまわっていました。
ヒラタエイ

こちらはお腹に卵を抱えたオトヒメエビです。緑色に見えるのが卵です。生で売られている甘エビもこんな色の卵を抱えている事がありますよね。
オトヒメエビ

スタンダードコースも黒崎も地形が楽しめるところですから地形の写真も紹介しますね。上から差し込んで岩肌を照らす光ってやっぱり綺麗ですよね。
黒崎の穴

そうそう、黒崎の高根のトンネルの中にも魚がいっぱいでしたよ。
イサキの群れが入っていたり、キンメモドキの小さな塊もありました。
でも一番多いのはクロホシイシモチです。トンネルの中を埋め尽くすように群れていました。
その群れの中を泳ぐ様子を動画に撮っていたらいきなり目の前にクエが登場!!ラッキーでした(^^)

今日のゲストは雲見集合・解散でしたので、ゲストをお見送りした後に1本だけチェックダイブに行ってきました。
台風の後に確認していない生き物たちがいましたから・・・。

アカシマシラヒゲエビのペアは漸く確認できました。でも穴の奥に引っ込んで前のように出てきてくれません。
アカシマシラヒゲエビ

台風のうねりを乗り越えて頑張って居続けてくれたのはこのキイロウミウシカナメイロウミウシもです。
人気のウミウシたちですから良かったです。
キイロウミウシ
カナメイロウミウシ

透け透けの魚、サクラテンジクダイはなぜか数が減っていました。でも卵を頬張って口内保育を始めた個体もいましたよ。
サクラテンジクダイ

コウイカの仲間は私を果敢に威嚇していました。
コウイカの仲間

そしてチェックダイブ最大のヒットはこの子。
ミナミハコフグの幼魚です。1cmくらいです。
まん丸で可愛かったなぁ~。
ミナミハコフグの幼魚

 

相変わらずニシキベラは産卵・放精を繰り返していましたし、オオスジイシモチも口内保育を初めています。
クロホシイシモチはペアでいるのが増えてきましたから口内保育を始めるのも時間の問題かな。
上で紹介したように抱卵している生き物もたくさんいますし、幼魚も登場してきました。
ますます楽しい海になってきましたね。

 

===========


↑アクアティークのfacebook pageです。よかったら「いいね」をクリックしてください。

コメント

} });