沖から青い潮がやってきた|雲見《2024.09.18》

今日は高気圧に覆われて青空が広がりました。
牛着岩の後ろには黒い富士山のシルエットが見えていました。
海は台風14号からのうねりがやってきたからか、うねりが少しだけ強くなっていました。

■ 天 気 : 晴れ時々曇り
■ 気 温 : 32.5℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水 温 : 24~29℃
■ 透視度 : 7~10m

1本目 -24mのアーチ ⇒ たて穴 ⇒ Hの穴 ⇒ 島裏 ⇒ ブルーコーナー
2本目 小牛横砂地 ⇒ 小牛横

2ダイブ目に向かう船の上で船頭さんと沖の方に青い潮が見えない?って言う話をしていたんですけど、ダイビング終わりの安全停止中は明らかに潮色が良いんですよ。
どうやら良い潮が雲見にやってきているみたい。
このまま全部の濁った潮を持っていってくれー!

さて、今日もハゼや季節来遊魚を中心に生き物を見ながら潜ってきました。
今日の砂地のハゼ達はなぜか出が悪かったです。
ヤシャハゼは2匹とも出て来なかったのがとっても残念。
ネジリンボウ

こっちの穴にはネジリンボウとヒレナガネジリンボウのペア。

この子はヤシャハゼの巣穴を奪ったミナミダテハゼです。

その後ヤノダテハゼを見に行ったらその穴に違うハゼが!
ミナミダテハゼじゃん!
本当にミナミダテハゼは強いなぁ。
困ったもんだ。

クビアカハゼです。

今日のチンアナゴは少しだけ近づかせてくれたかな。

砂地にはシャコの仲間も隠れていますよ。

海から上がったあとにゲストさんがもふもふとしたものがすごい速さで動いてたって言うんですね。
何だろうと思ってお店に帰ってから写真を見せてもらったらヒラタブンブクでした。
ブンブクの仲間って基本的に夜行性だから昼間に見ることはあまりないんですよね。
私も雲見で見た記憶がありません。
見たかったなぁ。

季節来遊魚はお馴染みのハダカハオコゼを筆頭に

トカラベラの幼魚

スケロクウミタケハゼってこの時期に出てくるけど季節来遊魚なのかな?

トリオのニシキフウライウオもまだ健在。
この近くにもう1匹メスがいたんだって。
2ペアになるのかな?

メスが抱卵している卵はもう稚魚の目が出てきていますよ。

今は産卵シーズンですからガラスハゼの卵にも稚魚の目が見えていましたよ。

白化したイソギンチャクに隠れるクマノミの幼魚です。

中層を泳ぐタイワンカマス。

幸運なことにゲストさんの目の前に来てくれました。

安全停止をし始めたらカスミアジが登場!
それも5匹もいるなんて凄いです。

久しぶりに見つけたニセハクセンミノウミウシです。

ウミウシの卵も見られたので、他にも何かいるんですね。

ウミウシが少ないこの時期でもコンスタントに見られるのがフタイロニシキウミウシです。

お店で写真を見ていたらウミウシカクレエビが乗っていた😨
気づかなかったのがショックです。

あとはアカシマシラヒゲエビとか

イソコンペイトウガニなどの甲殻類も見てきました。

ヤシャハゼが見られなかったりヤノダテハゼが巣穴を乗っ取られていたりとショックなことがありましたが、青い潮がやってきたのは本当に朗報です。
そして水面付近にはギンカクラゲというクラゲがいっぱいいて、これはアオミノウミウシの餌なんですよ。
アオミノウミウシはまだ見たことないからいたら最高ですね。

写真提供は、Yoshihikoさんです。ありがとうございました。


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