昨日の午後から雨が激しく降ったり雷が鳴ったりしていましたけど、今日は一転晴天に恵まれました。
でも西風が強く吹いたために雲見はクローズとなったので、今日は田子で潜ってきました。
■ 天 気 ： 晴れのち曇り
■ 気 温 ： 18.5℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水 温 ： 18.5℃
■ 透視度 ： 7～8ｍ
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 白崎 （2番ブイ）
2本目 白崎 （2番ブイ）
今田子には「リュウグウ城」と呼ばれているエリアがあるんですって。
その名の理由は珍しいリュウグウウミウシの仲間が数匹いるから！
早速その場所に行ってきました。
艶やかな色をしているのはセトリュウグウウミウシですね。
これは田子ではよく見かけるウミウシです。
カラー粘土で作ったような色合いをしているのはスルガリュウグウウミウシです。
そして伊豆では超レアなベニゴマリュウグウウミウシもいました。
私はバリで見たことはありましたが、伊豆では初めてです。
コミドリリュウグウウミウシもいるって言っていたのですが、深場だったので時間切れで探せませんでした。
「リュウグウ城」の名の通り、ここは一見の価値がありますね。
これはハナミドリガイです。
もしかしたら今田子で一番見られるウミウシかも。
これもミドリガイの仲間のスイートジェリーミドリガイですね。
ヒロウミウシもいっぱいいましたね。
ミツイラメリウミウシです。
背中の小突起まで確認できます。
暗がりに浮かんでいるように見えるのはシロイバラウミウシです。
ニシキウミウシの幼体 (フタイロニシキウミウシVer.) です。
アオウミウシ2匹が交接していました。
交接器もばっちり見えていますね。
フジイロウミウシもいましたよ。
アカホシカクレエビです。
この間雲見で見たのと同様に頭部に次卵がありました。
これはナガレモエビですね。
雲見では赤バージョンをよく見かけますけど、緑色はあまり見かけません。
こちらはお腹に卵を持っていました。
深場の砂地にはヒラタエイ(下写真)やイネゴチがいましたよ。
安全停止は浅場のヒメエダミドリイシの上で。
チョウチョウウオの仲間は減ってしまいましたが、ソラスズメダイはたくさんいてちょっとした南国気分(？)
サンゴの中にはホシゴンベが隠れていました。
そしてこれはフウセンカンザシというゴカイの仲間です。
風船のような丸い玉を持っているんですよ。
工夫して撮るととってもフォトジェニックな被写体なんですよ。
今日は雲見で潜れず残念でしたがその代わりになかなか見られない生き物が見られて結構楽しむことが出来ました。
でも明日は西風が弱まるから雲見で潜れるといいなぁ。
写真提供は、Kenさん、Rieさんです。ありがとうございました。
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