台風も去って今日は青空が広がりました。
気温自体は30度にも届かなかったですが、日にあたっていると暑く感じました。
やっぱり天気が良いと気持ちが良いですね。
■ 天気 : 晴れ
■ 気温 : 29℃
■ 水温 : 27.5~28℃
■ 透明度 : 8~12m
■ 透視度 : 8~10m
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 小牛裏 ⇒ Hの穴 ⇒ -24mのアーチ ⇒ たて穴 ⇒ -24mのアーチ
2本目 小牛湾内 ⇒ ブイ
漸く雲見がオープンしました。
うねりは残っているものの水路の通行もできたくらいのうねり。ただ流れが強いのには困ってしまいましたけど・・・。
先週は助っ人ガイドをしていてそれが終わったら雲見がクローズ。5日間もクローズしていたので、なんと雲見で潜るのが11日ぶりになっていました。
ちょっとテンションが上がると同時に、海の中の生き物たちがどんなふうになっているのかちょっと不安・・・。大きく変わるわけもないのにね。
台風後の海の中は潮色自体は青かったです。でも浮遊物が多くて白っぽくなっていました。
この浮遊物が無くなってくれたらこの間の田子みたいに青い海が復活ですね。
特に安全停止中は私達の周りをグルグル回っていました。
吐いた泡が小魚に見えていたのかな?
-24mのアーチにはテングダイのペアが戻ってきていました。やっぱりここにはテングダイがお似合いです。
アーチの中には大小2匹のクエが暗がりに隠れていたのですけど、私と目があった瞬間に泳ぎ去ってしまいました。
今日のゲストのお一人はフグ好き♪
雲見にはハコフグとかが多くいるから、あちこちでハコフグを追い掛け回していました(笑)
そのゲストが撮った偶然の1枚。ちょうどハコフグが正面を向いてくれました。
素敵な写真が撮れましたね。
そのツノダシの正面顔もゲット。こちらは平たいので全然表情が違いますね。
そうそう、季節来遊魚はかなり増えていますね。
この黒いのはホシテンスの幼魚。まだ2cmくらいの小さな子でした。うねりに揺られて大きく動いていましたから写真を撮るのに一苦労・・・
それからモンツキハギの幼魚がたくさん見られました。今年は当たり年です。
写真はありませんけどセジロノドグロベラ、シコクスズメダイ、ニセカンランハギ、ツマジロモンガラ、ナガサキスズメダイなどなどよく見るとたくさんいますよ。
クマノミは前は季節来遊魚と言われていましたけど、最近は通年見られていますね。
この子は冬に登場して成長していった子です。
それからちょっとおもしろい生態に出会いました。
オハグロベラのオスが縄張り争いをしているところです。
お互い大きく口を開けた状態で、写真のように向き合ってこの距離と姿勢を保っているんです。
この威嚇のしあいで逃げたほうが負けなんでしょうね。
人気のベニカエルアンコウもいました~。ヤギの仲間の根本の窪みにすっぽりと収まるように鎮座していました(笑)
アライソコケギンポはいつもの穴にいてくれました。相変わらず可愛いやつです。
キイロイボウミウシもいました。この子は色合いがきれいな個体です。
最後はアオリイカの子供も登場。
この前まで産卵中の大きな個体ばかり見ていましたので、10cmくらいの子供はホントの可愛く見えました♪
11日ぶりに潜った雲見は、田子の太根のような大きな群れもありませんし、黄金崎ビーチのように絶大な人気者もいませんが、生物の種類が多くてそれがいたるところで見られてやっぱり楽しかったです。
これからどんどん海が落ち着いてくるので地形も楽しめるし、季節来遊魚ももっと見つかってくるでしょう。
とっても楽しみです♪♪
写真提供は、Koichiさん、Keikoさんです。ありがとうございました。
《耳寄り情報》
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確認されている魚の種類だけでも1000種類以上という生き物の宝庫。レアな生き物達に会いに行きたい人集まれ~!!
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黒潮がもたらす青い海。そこには固有種「ユウゼン」が玉になったり、季節来遊魚が数多くいたり・・・。参加者大募集です。
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