梅雨入り間近と言われていますが、今日は快晴♪
とっても暖かい一日になりました。
でも、昨日吹いた西風の影響でうねりが残ってしまいました。
とは言え、水路も通れる程度のうねりでしたから思いっきり雲見を満喫してきました~!!
■ 天気 : 晴れ
■ 気温 : 25℃
■ 水温 : 18.5~19.5℃
■ 透明度 : 10~13m
■ 透視度 : 8~12m
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 大牛の洞窟
2本目 小牛の洞窟 ⇒ Hの穴 ⇒ 水路下の洞窟 ⇒ 島裏
3本目 島裏 ⇒ クレバス下 ⇒ 水路 ⇒ 大牛湾内
今日のゲストからは浮島のリクエストをいただいていたのですけど、うねりのせいで浮島のビーチはクローズ(涙)
それでホームグラウンドの雲見で遊んできました!!
浮島のリクエストをいただいていたということでわかると思いますが、ゲストはウミウシ大好きさん達。
雲見でも浮島に負けないくらいウミウシは見られましたよ♪
と言っても、ウミウシを見に行く前に潜降してすぐにカタクチイワシの群れ。
これに見とれてなかなか水底にたどり着きません(笑)
やっとカタクチイワシが去っていったと思ったらタカベの群れが登場!!
ウミウシ探しが始まらない・・・(笑)
ようやく始まったウミウシ探し。次から次にと見つかります。
その中でゲストが自分で見つけて写真を撮っていた衝撃の瞬間。
キイロキヌハダウミウシがシロウミウシのお腹に喰らいついていました!!
自分と同じくらいの大きさのウミウシにも貪欲に行くんですね。
それからウミウシの恋の季節なのかウミウシ大集合(笑)
(左上から時計回りに)オトメウミウシ、シラユキウミウシ、ミツイラメリウミウシ、オセロウミウシ(通称)です。
次に紹介するのは似て非なるウミウシ達。
この子はフタスジミノウミウシ。今まで何度も紹介していますよね。
似ていますけどこの子はヨツスジミノウミウシ。
違いがわかりますか?(写真をクリックして拡大してください。)
触角の近くの線の数が2本と4本。よく見たら違いがわかります。
で、この子はアカエラミノウミウシ属の一種。まだ名前が付いていないんですけど、近い仲間です。
比較する写真はないですけど、フチベニイロウミウシにそっくりなイロウミウシ属の一種1です。
二次鰓の色の入り方が異なります。
本当にウミウシって奥が深いです(汗)
どんどん紹介していきますよ。
シロウミウシの子供です。写真を撮って気づいたのですが、すぐ下にモンガラキセワタがいました♪
同じオトメウミウシ仲間つながりでカメキオトメウミウシです。久しぶりの登場です!!
カナメイロウミウシです。この間探した時は見当たらず、いなくなってしまったと思ったのですが再登場。
どうやら隠れていたみたいです。
ニシキリュウグウウミウシ属の一種はすっかりこの場所が気に入ったようです。
こんな風なキャラクターを見たことある気がするんですけど・・・?
このクリヤイロウミウシはちょっとずつ場所を移動しています。だから探すときはドキドキものです(笑)
結構レアなんですけど、紹介してもピンとこないのか反応が薄いジンガサヒトエガイ・・・
確かにウミウシに見えないかな。
ゲストが見つけたのはミアミラウミウシ。こんなに目立つカラーリングなのに私の目には入ってこず・・・
紫色のウミウシ3連発!!
最近の常連さん、ミチヨミノウミウシです。
最近時々見かけるようになってきたムラサキウミコチョウ。今からがシーズンですよ。
紫色がワンポイントなのはセスジミノウミウシ。まだまだ数ミリの子供でした。
この子はコネコウミウシかな?名前は可愛いんですけどどうして「コネコ」???
沢山のウミウシを紹介しましたけど、まだ半分くらいかな?
今日もたくさんのウミウシを見ることができました。
ウミウシ以外でも人気の被写体が目白押し。
青いラインを浮かび上がらせて興奮状態のヒョウモンダコ。
トラウツボの子供は自分の何十倍も大きなダイバーに向かって果敢に威嚇していました。
ソリキヌヅツミです。よく見たら宿主のヤギの仲間に産卵しているのが確認できますよ。
貝がハッチアウトする時って見たことがないので観察していきたいです。
また小さな生き物だけじゃないんです。
クロホシイシモチの群れの中でクエがホンソメワケベラにクリーニングされていました。
浮島には行けませんでしたが、ゲストは大満足してくれて一安心です。
それにしても雲見の生物の多様性には本当に感心しますね。
写真提供は、Ayaちゃん、Emiちゃんです。ありがとうございました。
《耳寄り情報》
◆ だいぶぷらす 八丈島サミット開催決定!! (6/12~6/14) 絶対に楽しいツアーになりますよ。
▲アクアティークのfacebook pageです。よかったら「いいね」をクリックしてください。
コメント