海況が悪い時は無理して潜る必要もないですからね

今日も朝から太陽が燦々と照りつける真夏日。
青空が広がって富士山もうっすらと見てているいたのですけど・・・・

雲見に行く途中で見た海は台風12号が送り込んできたうねりで波打ち際が真っ白になっていましたね。

■ 天気：晴れ
■ 気温： 32℃
■ 水温： 23～26℃
■ 透明度： 3～5ｍ
■ 透視度： 3～5ｍ
(写真はクリックすると拡大します。)

1本目ブイ ⇒ 小牛湾内 ⇒ ブイ

2本目ブイ ⇒ 小牛湾内

電車のゲストを迎えに行って雲見に着いた頃にはうねりがだいぶ大きくなっていました。
朝海況を確認した頃はまだ小さかったと言っていましたが・・・
一昨日から昨日にかけてはうねりが一気に小さくなっていたので、今日も期待していたんですけどね。

それでも自然のことですから嘆いていてもしかたがないので、早めに準備して潜りに行きました。
先に潜った知り合いのガイドさんたちの話を総合すると水中はうねっていて、そのため砂などが巻き上げられて透明度が落ちている。
水路は通行禁止(これは見てもわかりましたね)。

フリー潜降の練習をしたいというゲストもいたので湾内のブイから入ることにしました。
潜行するときはそれほど感じなかったうねりも水底に近づくとやっぱり揺れを感じます。
また事前の情報の通り、透明度も落ちちゃっていましたね。

だからのんびりゆっくりと泳いできました。

ネンブツダイやキンギョハナダイ、ニザダイといった雲見の常連さんたちと一緒にゆらゆら揺れながら泳いでいくと、石の影に隠れた70cmくらいのコブダイに遭遇。
その場所でうねりを避けていたのかな？
結構近づいて観察させてもらったんですけど、意外と逃げなかったですね。

スズメダイの小さな群れもいたんですけど・・・
濁りのために教えることもできませんでした。

そんな中、私達を迎えてくれたのがアライソコケギンポ。

このアライソコケギンポ。うねりに耐えながら穴から顔を出しているんですよ。
眼上皮弁が大きく前方に流れてリーゼントみたいになっています(笑)

それからニシキウミウシにも出会えました。

あとは揺られて写真に撮れず。
まあそんな日もありますよ。

うねって透明度も悪くなっていたり、耳抜きの調子が悪いゲストもいたので皆さん1ダイブでやめることにしました。
無理して潜ることはないですからね。

でも、なぜ2本目を私が潜ったか？
それは久しぶりに潜る方が緊張して一人だけ潜れなかったんです。
でもこのまま潜れなくなるのは残念だし、少しでも水に慣れておきたいということでしたのでマンツーマンで潜ってきたんです。

やっぱり緊張していましたけど、魚が見えてきたら一気に緊張がほぐれたそうで、ちょっとだけ水中ツアーを楽しんできました。
意外と見た魚を覚えていてちょっとだけながら楽しんでもらえて良かったです。
でも透明度が悪いと怖いみたいで、無理せず予定より早く終了。
とにかく潜れて一安心。
今度は透明度がいい時にまた潜りましょうね。

台風12号は明日に日本海で温帯低気圧に変わる予報です。
このうねりは明日がピークでしょうけどそれからは収まって行くと思います。
潮色自体は青いですから早くうねりが消えて透明度が回復して欲しいですね。

《耳寄り情報》

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