台風接近といえどもやっぱり田子の湾内は穏やかでした|田子

今日は青空が見えて気持ちがいいお天気です。

ただ台風が近づいてきているので雲見はクローズとなってしまいました。
だから今日潜ったのは田子。
こんな時でも田子の湾内は穏やかなので、とっても強い味方です♪

田子

■ 天気 : 晴れ時々曇り
■ 気温 : 26.1℃
■ 水温 : 24.5~25℃
■ 透明度 : 6~8m
■ 透視度 : 6~8m
(写真はクリックすると拡大します。)

1本目 弁天島

田子の湾内が穏やかだと言っても台風は徐々に近づいてきています。
時間とともにうねりが強くなると思い、湾の入り口に近い弁天島を1本目に潜ることにしました。
少しでも穏やかな方が良いですからね。

 

弁天島には色鮮やかなオレンジ色をしたオオモンカエルアンコウがいます。
今日も前回と同じ場所にいました。
この子は良く口をパクパクと開けています。
オオモンカエルアンコウ

 

スナイソギンチャクに生息するハクセンアカホシカクレエビです。
雲見にはスナイソギンチャクが見当たらないので、このエビを見ることがないんです。
雲見で見かけるアカホシカクレエビとの違いは目の後ろにある白い細い線です。
これが名前の由来となっています。
今日見たこのエビもお腹に卵をいっぱい抱えていました。
ハクセンアカホシカクレエビ

オオアカヒトデに生息していたのはヒトデヤドリエビです。
ヒトデヤドリエビ-2

このオオアカヒトデには5匹位くっついていましたよ。
下の写真には3匹映っています。
ヒトデヤドリエビ

 

何気なく撮ったベニキヌヅツミの写真ですが、お店に帰ってから見てみたらベニキヌヅツミの左には卵がいっぱい産み付けられていて、写真の右上にはイソバナカクレエビまで映っていました。
それにベニキヌヅツミの右側にはこの貝が表面を削るように食べた後まで確認できます。
潜っている時には気づきませんでしたが、写真ってやっぱり大事ですね。
ベニキヌヅツミ

ザラカイメンカクレエビもいました。
乳白色で宿主のカイメンの色とそっくりに擬態しています。
ザラカイメンカクレエビ

 

ゲストさんが撮ったコウライトラギス
うまく表情を捉えていますね。
コウライトラギス

 

ここのゴロタの上にはイサキの子供(下写真)やスズメダイが群れています。
それらを狙ったカンパチやイナダが来ないかなと探していたのですが、今日は残念ながら見つかりませんでした。
イサキ

また浅場には小さなエダサンゴが点在していて、ここにもトノサマダイヤリカタギの幼魚が隠れていました。
サンゴの中に隠れてしまってうまく写真はとれませんでしたが、キモガニと目が合ったので1枚だけパチリ(笑)
キモガニ

 

1本目が終わってタンクの交換をしたのですが、ゲストさんが船酔いをしてしまったようなので2本目はキャンセル。
昨日も潜っていますし無理をする必要もないですからね。
また遊びに来てくれることをお待ちしています。

写真提供は、Akihisaさんです。ありがとうございました。

《お知らせ》

◆ 12月20日から1月17日までフィリピン・ボホール島で再びガイドをすることになりました。
ギンガメアジが渦巻き大きなウミガメが闊歩するダイナミックなバリカサグ島。
ハゼや甲殻類、ウミウシいっぱいのマクロ天国、パングラオ島。
どちらも魅力がいっぱいです。
是非遊びに来てください。
(詳しくはこちらをチェックしてね。 http://kumomi.jp/?p=31035 )

◆ 宿に22時以降チェックインご希望のかたに朗報です。
夜遅いご到着でも受け入れていただける宿泊先と提携できました。
もちろん電車の到着でもOK。駅までお迎えに行きます。
ご利用をご希望の方は予約時にお申し付けください。

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