台風は別れと出会いをもたらしますね|雲見

台風27号はやっぱり大型だったらしく、話を聞けば牛着岩が波で隠れるほど海は大荒れだったそうです。
その名残は海水浴場に残っていました。砂が大きく削られて大きな崖を作っていたんです。
雲見海水浴場
そして波はシーサイドハウスにも被害をもたらしていましたが、利用に影響がない程度だったので一安心です。

■ 天気 曇り一時晴れ
■ 気温 22℃
■ 水温 23.5~24℃
■ 透明度 8~12m
■ 透視度 7~10m
(写真はクリックすると拡大します。)

1本目 小牛の洞窟 ⇒ たて穴 ⇒ 大牛の洞窟

2本目 小牛横 ⇒ 水路前 ⇒ ブイ

3本目 小牛横 ⇒ 魚礁 ⇒ ブイ

ようやくオープンした雲見。今日は荒れに荒れた台風の後、生物たちがどうなっているか確認しにチェックダイブに行ってきました。

今まで楽しませてくれた生き物たちはリセットされたんだろうなと覚悟して海に入ったのですけど、いくつかはしっかりと残っていてくれました。
一番嬉しかったのは超レアウミウシのトルンナ・プルプロペディスがまだいてくれたこと。相変わらず隙間に入っちゃっていますけど、それが大荒れの海を乗り切った理由かもしれません。
トルンナ・プルプロペディス

それからアカハチハゼの幼魚も、ペアだった相手がいなくなってしまいましたけど、きれいなカラーリングの姿で元気に泳いでいました。
アカハチハゼ

それからマツカサウオの幼魚もちょっとだけ移動していましたけどいました!
マツカサウオの幼魚

他にもセダカスズメダイの幼魚とかナンヨウウミウシとかスミゾメミノウミウシガラスハゼアライソコケギンポオビテンスモドキの幼魚などが頑張って残っていてくれました。

でもいなくなってしまった生き物たちもいました。・・・
とっても見たかったニシキフウライウオとかサザナミヤッコの幼魚とかウミウサギとかヨコシマクロダイの幼魚とか・・・、それからベニカエルアンコウも。
残念ですけど、潜っていればそのうちまた会えるでしょう。その時を楽しみにしたいと思います。

 

反対に新しく見つかった生き物たちもいるんですよ。見つかったほうが多かったかな(^o^)。

トルンナ・プルプロペディスを見に行った時に見つけたミカドウミウシの成体です。頭を石の下に入れちゃっていますけど20cmを超える大きなウミウシでした。
ミカドウミウシ

でね、ミカドウミウシをよく見たらウミウシカクレエビが乗っかっていたんですよ!!それもとっても大きな子(^^)
やっぱりウミウシカクレエビはウミウシに乗っていて欲しいですね。
ウミウシカクレエビ

それからコリンズのユウくんから教えてもらったイロカエルアンコウです。とってもきれいなオレンジ色をしていましたよ。
イロカエルアンコウ

イソバナカクレエビを探していたらちょっと違う子が!明らかにずんぐりむっくりのイソバナカクレエビと形が違います。図鑑で調べたらミネミズエビのようです。
ミネミズエビ

そして時々チェックしている岩の隙間を覗いたら・・・。
この子はキンギョハナダイに似ていますけどちょっと違う。昨年も見たユカタハタの幼魚です。今年も会うことができましたよ。
ユカタハタ

マニアックなところではヤミテンジクダイも見つけました。ちょうど潜る前に他のお店のスタッフさんと話していたんですよ。そうしたら見事に遭遇しました。ラッキー♪♪
ヤミテンジクダイ

そして永遠のアイドル ミナミハコフグの幼魚もいました~!
ミナミハコフグ

 

それからウミシダの中をたまたま覗いたらウミシダヤドリエビがいまいた。この子はウミシダの中に隠れていることが多いのでウミシダをかき分けないと見られないのですけど、今日は触腕の隙間から見えていました。またまたラッキー♪
ウミシダヤドリエビ

この子はフウライチョウチョウウオの幼魚です。トゲチョウチョウウオの幼魚とかチョウチョウウオの仲間の幼魚をたまに見かけますよ。
フウライチョウチョウウオ

もちろん常連さんたちもいましたよ。
この子はイソギンチャクモエビです。しっぽをフリフリしてちょっと落ち着きが無い子(^^ゞ
イソギンチャクモエビ

子供の頃は透明感があるんですね。ムチカラマツエビです。
ムチカラマツエビ

そしてヒョウモンダコ。私を威嚇して青い模様を綺麗に浮き上がらせていました。
ヒョウモンダコ

 

ブイで安全停止が終わって浮上していたらロープにコガネシマアジの幼魚が2匹ついていました。
最後まで気が抜けませんね。
コガネシマアジ

 

季節来遊魚が増えて海の中が賑やかになってきましたよ。
ちなみにどの生き物が見たいですか?

===========


↑アクアティークのfacebook pageです。よかったら「いいね」をクリックしてください。

コメント

} });