今日も天気は最高にいいのですが、西風が強くて雲見はクローズです。
海が見える道を車で走っていると『本日天気晴朗ナレドモ波高シ』という日露戦争の連合艦隊から発せられた電文が思い出されます。
もちろんこの電文には単に波が高いという以外に深い意味があるのですけどここでは割愛。
今日はゲストさんの希望で土肥に行ってきました！
■ 天気 ： 晴れ
■ 気温 ： 21.4℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水温 ： 17.5～19.5℃
■ 透明度 ： 6～10ｍ
■ 透視度 ： 6～10ｍ
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 通り崎ビーチ
2本目 通り崎ビーチ
北に口を開けた湾状になっている通り崎ビーチは外洋に白波が立っていても至って穏やかでした。
ゴールデンウィークの今日は釣り堀にもたくさんの家族連れがやってきていました。
透明度は昨日の田子と同じくらいでしたが、1本目に近くを通る駿河湾フェリーのスクリュー音が聞こえてきた時のみ冷たくてきれいな潮がやってきてくれました。
フェリーのスクリューがきれいな潮を運んでくれたのかな？
通り崎の水深20mくらいのところには沈船の残骸があります。
ここにはキンギョハナダイなどハナダイの仲間が群れています。
雲見でも見られるキンギョハナダイ。写真はオスです。
サクラダイもいるんですけど今日はメスしか見かけませんでした。
そしてここで一番華やかなアカオビハナダイです。
オスには体に名前の通り赤い帯状の模様があります。
メスは薄い赤紫色でこちらもきれいですよ。
沈船の近くにはアカタチもいたのですが残念ながら写真は撮れませんでした。
普通は深海に住む魚でタチウオのように立って泳ぎます。
今日見た子はとっても臆病で巣穴から顔だけを出していただけですが、泳ぐ姿はとっても優雅ですよ。
砂になにか隠れていますね。
隠れていたのはヒラタエイでした。
これは石に擬態したサツマカサゴです。
ゲストさんもサツマカサゴの子供を見つけてくれました。
砂地にポツンといたのはコウイカの仲間です。
普段と違う環境のところを潜ると意識する魚も違ってきます。
丸い頭が特徴のイラです。
アナハゼは海草が多いところでよく見かける魚です。
というのも、通り崎ビーチの浅場はマメダワラという海草がいっぱい生えていて
ここはクロホシイシモチなどの格好の隠れ場になっていました。
これは雲見でもおなじみのニジギンポです。
ペアでカキ殻に住み着いていました。
雲見では安全停止バーなどに居着いているのをよく見ますが、これが本来の棲み家なんですね。
夏になるとカキ殻の中に産卵するのかな。
それも見てみたいですね。
それから久しぶりに潜ってみたら砂地にウミヒルモとかアマモとかの海藻が少しだけ生えてきていました。
特にウミヒルモの花はとっても可憐なんですよ。
水中に咲く花、咲いたら見に行きたいです。
写真提供は、Jukoさんです。ありがとうございました。
《お知らせ》
◆ 雲見の海底清掃のお知らせ 【5月26日(土)】
今年も雲見の海底清掃が開催されます。
海底清掃で1ダイブした後にファンダイビングをして、その後に海鮮BBQを楽しみましょう！
いつもお世話になっている海に恩返ししませんか？
・日程：5月26日(土)
・費用：16,000円 (税込み・海底清掃を含む2ダイブとBBQが含まれます)
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◆ 宿に22時以降チェックインご希望のかたに朗報です。
夜遅いご到着でも受け入れていただける宿泊先と提携できました。
もちろん電車の到着でもOK。駅までお迎えに行きます。
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