今日は緊急対処訓練に参加してきました。|黄金崎ビーチ

今日は私も所属している「西伊豆ダイバーズ協議会」が主催する西伊豆緊急対処訓練に参加してきました。
場所は時々お世話になっている黄金崎ビーチです。
事故が起きた場合の対処方法は雲見と異なることも多いので勉強になりました。

■ 天気 : 曇り
■ 気温 : 26℃
■ 水温 : 19~21℃
■ 透明度 : 10~12m
■ 透視度 : 10~12m
(写真はクリックすると拡大します。)

訓練の参加者は、西伊豆のショップのガイドさん達、下田警察署、下田海上保安部、伊豆漁協西伊豆支所、それから地元の漁師さんなど。
参加したダイバーさんの集合写真です。
集合写真

訓練内容は、事故者を発見してから水際への曳行、救助資材の確保、陸上への引き上げ、CPR、事故の記録、事故者の器材回収、警察からの事情聴取まで、それぞれの役割分担を決めてひと通り行いました。
ちなみに私の担当は事故者の陸上への引き上げでしたが、救急車の到着までを15分と仮定してその間のCPRの交代者としてお手伝いもしました。
CPR

模擬事情聴取

実技シミュレーションがひと通り終わったら反省会。
各自が気づいたことを述べ、警察・海上保安庁の方からも意見をいただき貴重な意見交換もしていただきました。
漁師のおじさんたちもCPRの練習をやってみたいというお話も出てみんなの意識の向上に一役買ったみたいです。

私も事故が起きた時の対処方法の復習になりましたし、警察・海保の方の参考になる意見も聞けてとても勉強になりました。
でもそれ以上にまずは『事故を起こさないこと』。このことを一番重視してガイドしていきたいと気持ちを引き締めました。

 

訓練の後は折角なので1本だけ潜らせてもらいました。
ここのエントリー口にホシギンポがいるのを知っている方も多いと思います。
ホシギンポ

この子は水際のフジツボを棲家にしているのですけど、大潮で干潮時になると棲家が水面から出てしまいその間はどこかに避難していいるんです。
エントリーした時がちょうと干潮だったのですが、ふと中を覗いてみたら卵を産み付けていました。
つぶつぶに見えるのが卵です。ちゃんと卵を守っていたんですね。
ホシギンポの卵

このハナタツは第1ケーソンの子です。同じケーソンに皮弁が長いハナタツもいますよ。
ハナタツ

アライソコケギンポも人気のお魚ですよね。
アライソコケギンポ

もうだいぶ個体数が減ってしまいましたが、ヒラミルミドリガイも丹念に見るを探せば見つけることができます。
でもこの子は3cmくらいの大きさですからかなり大きく成長していますよね。
ヒラミルミドリガイ

砂地に転がっていたミルの切れ端にはタツノイトコがペアで並んでいました。
タツノイトコ

サンゴタツです。一時は5個体くらい確認されていたのですけど、今確認されている唯一の個体です。見たい人は急いでください(^^ゞ
サンゴタツ

 

-16mケーソンにはハナタツの幼魚が2匹いるんです。大きさは2cm弱かな。これでも先日見た時よりも大きくなっていたんですよ。
ハナタツの幼魚

子供の頃って細くて貧弱に見えちゃいます。
ハナタツの幼魚-2

時間があったのでヒメアゴアマダイも見に足を伸ばしてきました。
相変わらず福々しくて可愛い顔をしています。
ヒメアゴアマダイ(大)

ふと近くを見たらもう1匹小さな子が登場していました。この子はまだまだ臆病でなかなか近寄らせてくれませんでした。
ヒメアゴアマダイ

砂にうまく擬態しているメイタガレイです。飛び出た目が特徴的ですね。
メイタガレイ

そして砂地を泳いでいたら、ちょっと違和感が・・・。
ヒラメ-1

ヒラメが隠れていたんです。
そっと砂を払いのけると、70cmくらいの大きなヒラメです。
ヒラメ-2

私に気づいているのか?それとも無視をしているのか?全く逃げる気配はありませんでした。
ですから近くに寄らせてもらって顔のアップ。鋭い歯が見えます。
ヒラメ-3

浅場で安全停止をしながらクロホシイシモチを観察しました。
もうかなりたくさんのペアが出来上がっていましたよ。
クロホシイシモチ

そのうちメスが産卵し、その卵をオスが口内保育を始めるんですよね。そうすると夏本番ですよ。

黄金崎ビーチツアーはリクエストベースで行っています。
ご希望の方は一度お問い合わせください。


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