久しぶりに穏やかな海になりました|雲見

今朝、家を出て車のところに行ったらフロントガラスが凍っていました。調べてみたら今朝の最低気温はマイナス1度!どおりで布団から出るのが辛かったわけです。
でも明後日から平年より暖かくなるそうです。週末は穏やかな天気になりそうです(^_^)

爆弾低気圧に伴う西風がやっと収まって、雲見は昨日までの波が嘘のように静かになっていました。
富士山もすそ野まではっきりと見え、南アルプス連峰まで見渡せましたよ。
雲見からの富士山

■ 天気 晴れ
■ 気温 11℃
■ 水温 16~17℃
■ 透明度 10~12m
■ 透視度 8~10m
(写真はクリックすると拡大します。)

1本目 島前 ⇒ 水路下の洞窟 ⇒ Hの穴 ⇒ -24mのアーチ ⇒ ブルーコーナー

気がつけば9日ぶりに潜る雲見です。海も穏やかになったことだし、1本目は地形を楽しんできました。
島前で潜降するとすぐにキビナゴの群れがお出迎えです。まばらな感じでしたが、足元一面に広がっていました。
水路前に着底したら久しぶりにツユベラの幼魚を見ました。ちょっと大きくなった子でしたが水温が下がっても元気良く泳ぎまわっていました。ですから証拠写真程度ですが・・・
ツユベラの幼魚

クレバスを落ちたら一旦ブイの方向へ戻って三角穴下へ。2つの穴から差し込んでくる光が神々しく見えます。
三角穴下

そしてクレバス下の光景は外せません。私が大好きで雲見らしい光景の一つです。
水路下の洞窟

Hの穴の壁で見つけたカニです。甲羅の赤い斑点と紫色の脚がとっても鮮やかですごく目立っていました。残念ながら名前がわかりませんでした。どなたかわかる方いますか?
鮮やかなカニの仲間

ここも雲見の絶景の一つ、Hの穴を出るところです。
Hの穴

クランクを抜けた島裏にも沢山の魚が群れていました。スズメダイクロホシイシモチの他に立派に成長したイッセンタカサゴも群れていました。
イッセンタカサゴの群れ

-24mのアーチの手前にはこちらも大きく成長したアジの群れの周りをカンパチの集団がスキを伺いながら回っていました。
カンパチ

-24mのアーチです。テングダイのシルエットがいい感じじゃないですか(^^ゞ?でも最近テングダイを1匹しか見かけません。もう1匹はどうしてしまったんでしょうか?
-24mのアーチ

ブルーコーナーの辺りにはキンギョハナダイとかメジナとかが群れて見応えがありました。また根の上にはハクセンスズメダイの幼魚とかセダカスズメダイの幼魚が用心深く泳いでいました。
写真は愛嬌のある顔が人気のマツバギンポです。
マツバギンポ

2本目 大牛の洞窟 ⇒ -16mのアーチ

2本目は大牛の洞窟付近の人気者を確認がてら潜ってきました。
大牛の洞窟のカエルアンコウ3匹は場所をちょっと移動しながらもいてくれました。左からイロカエルアンコウクマドリカエルアンコウベニカエルアンコウです。
大牛の洞窟のカエルアンコウ達

ウミウシたちもほぼ同じ場所にいてくれました。大牛の洞窟は流れやうねりの影響をほとんど受けないところなので、生物が潮で飛ばされたりしないので本当に助かります。
(1)ミツイラメリウミウシ (2)イガグリウミウシ (3)マダライロウミウシ (4)シロタエイロウミウシ
大牛の洞窟のウミウシ-1
(5)シロタスキウミウシ (6)アオウミウシ属の一種 (7)キャラメルウミウシ (8)ヒュプセロドーリス・クラカトア
シロタスキウミウシはクリオネダイバーズの宇都宮さんが教えてくれました。ありがとうございます。
大牛の洞窟のウミウシ-2

大牛の洞窟には他にも見物がいっぱい。サクラテンジクダイはますます数が増えている感じがしますし、同じく透明系ならクリアクリーナーシュリンプも。
マツカサウオの幼魚は金色に輝いていました。
マツカサウオの幼魚

洞窟から出たらこちらはほぼ定位置にいてくれたクマドリカエルアンコウ(大)を見に行ってきました。ますます成長して体のゴツゴツ度が増してきていますね。
クマドリカエルアンコウ

トラフケボリも鮮やかなのでいい被写体になります。
トラフケボリ

浅場で安全停止をしていたら目の前にクロユリハゼが!季節来遊魚ですがまだまだ元気に泳いでいますね。
クロユリハゼ

長い間海が荒れていたので透明度はイマイチでしたが、それも濁りが徐々に収まってくると思います。
週末にかけて穏やかな海が続きそうです。
やっと雲見の海を満喫できそうです(^^)v

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