このところ穏やかな海が続いています。波もなくうねりもなく、今日は透明度も回復してきました。
朝晩は涼しいのですが、日が差してくると暖かく感じることもあります。
寒かったら雲見はお風呂に入ったらいいんですけどね。
■ 天気 曇り時々晴れ
■ 気温 20℃
■ 水温 22~23℃
■ 透明度 12~15m
■ 透視度 10~12m
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 グンカン ⇒ 大牛の洞窟
今日はフリソデエビとキイロウミウシと魚の群れが見たいという奥さんを連れてのダイビングです。
たまには奥さん孝行をしないとね(^^ゞ
まず狙うはもちろんフリソデエビです。グンカンで潜降してまっしぐらにそのポイントへ。そこにはアカヒトデが2匹。どちらかに付いているだろうと簡単に考えていたのですが・・・
いません。
近くの隙間を見てもヒトデを裏返してみたりしてもいないんです。目を皿のようにして探したんですけど…
そうしていたら後ろから私を呼ぶ声が!奥さんが私を呼んでいます。
何だろうかと行ってみたらフリソデエビを指さしていました(@_@)
結構移動していましたね。見つけられたのは奇跡です。大活躍の奥さんです。奥さん孝行のはずが奥さんに助けられちゃいました。
フリソデエビを探している間には窪みの奥にクリアクリーナーシュリンプが隠れていたり、アカヒトデにヒトデヤドリエビがいたりしたのを見つけることができました。
さて、大切なミッションをクリアしたのでひと安心して大牛へ向かって行きました。その途中でイソギンチャクエビのペアを見つけました。透明感があるペアです。
大牛に着いたところにはクマドリカエルアンコウ(大)です。一箇所にいてくれず動き回っていますので探すのが大変です。見つけてからも移動していましたから。
大牛の洞窟に向かう途中でいつものサザナミヤッコの幼魚です。やっぱりこの子はキレイですよ。
大牛の洞窟ではクマドリカエルアンコウ(小)が今日もいました。大きく口を開けてあくびをしたりしてかわいいーーー!
そして久しぶりにこの辺でウミウシ探しです。下の写真はヒュプセロドーリス・クラカトア、アカネコモンウミウシ、キイロウミウシ、ハクセンミノウミウシです。
他にもサラサウミウシ、アオウミウシ、シロウミウシ、ウスイロウミウシ、ヒロウミウシなどがいました。ウミウシも徐々に増えてきていますね。
そうそう、何気にレア物になっているベニカエルアンコウもちゃんといましたよ。
2本目 小牛裏 ⇒ Hの穴 ⇒ ブイ
休憩中に知り合いのガイドさんたちと情報交換をしていたところ、メガネゴンベがいたそうですよって話が出てきました。
それを聞いた私を含めた他のガイドさんたちが一様に「えっ!」とビックリ。言った本人はそれ程珍しいものだと思っていなくて伝えていなかったそうです。
南の海では普通にいるメガネゴンベですが、伊豆半島で見たということを聞いたことがありません。
それではということで、群れを見たいしウミウシも好きな奥さんの希望も考慮してコースを決めました。
まずは小牛の洞窟でウミウシ探しです。アイダイブの金子さんから教えてもらったルージュミノウミウシはわかりやすいところにいました。鮮やかな色ですね。
ナンヨウウミウシも見つけたのですが、小さいものでちょっと目を話した隙に見失ってしまいました。油断していました。
それを探している時に見つけたウミウシこれです。
この写真には同じものと思われるものが2匹写っています。図鑑を見ても何だかわかりませんでした。誰かご存じの方がいましたら教えて下さい。
小牛の洞窟を出てメガネゴンベの場所へ。先にはまゆの孝太郎くんが見つけていて教えてくれました。ありがとうございます。
また数cmの幼魚でちょこちょこ動きまわって見るのにも苦労します。
Hの穴の穴を通って魚の群れをかき分けて水路に行ったのですが今日は三角穴の上の方にクロホシイシモチが群れていました。かなり場所を移動していますね。
水路入り口でオビテンスモドキとハタタテハゼを見てから
小牛の浅い方に移動して安全停止をしながら生物探し。キンチャクダイの幼魚とオヤビッチャが並んでいましたよ。
フリソデエビは私たちの後に見に行った人たちは見られなかったと言っていました。やっぱり動いていますね。また見つけられるか心配ですが頑張るしかないですね。
それにしても続々と季節来遊魚が登場しています。
ますます楽しみな雲見となっています。
水温は22~23度ですが、寒いのが苦手な人はドライを試してみてはいかがでしょうか?レンタルを用意していますのでぜひご用命ください。
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