今日は前回のトランバンの続きです。
前回はトランバンで見たウミウシを紹介しましたけど、今日はその他の様子をお伝えしますね。
■ 天気 : 晴れ
■ 水温 : 29.5~30℃
■ 透明度 : 20~30m
■ 透視度 : 20~25m
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 Wreck (沈船)
2本目 Wreck (沈船)
3本目 Drop off
トランバンと言えば沈船(リバティ号)が有名です。
リバティ号は第二次世界大戦の時に日本軍によって攻撃されてトランバンの浜辺に座礁して、その後アグン山の噴火によって海に沈んでしまったものです。
だから沈船と言っても、水深5mから35mくらいのところに横たわっていて絶好の漁礁となりダイバーなどに親しまれています。
だいぶ崩れていますけど全長は120mくらいの沈船なので1ダイブで回りきるのが難しいくらいの大きさです。
骨格はしっかりと残っていますので、場所によっては船の中に入っていくことも可能ですし
船にはソフトコーラルが多く付着してきれいな魚が沢山住み着いています。
ガイドさんもマクロが大好きで、潜降してから次々に生き物を見せてくれます。
これはオラウータンクラブ、今は和名がついてミナミクモガニといいますね。
雲見で見るクリアクリーナーシュリンプに似ていますけど、これはベンテンコモンエビといいます。
ガイドさんがゲストさん達にベンテンコモンエビを見せている時に、私が側で見つけたヒレナガネジリンボウです。
コトブキテッポウエビと一緒にいました。
ただ縞の色が茶色。昔トランバンで見たヒレナガネジリンボウもこんな色をしていましたから、ここならではのカラーバリエーションなのかな?
写真には2匹しか写っていませんけど、アカシマシラヒゲエビが7~8匹集まってコロニーを作っていました。
こちらも伊豆でも見られるマルガザミですけど、住み着いているイソギンチャクが違ったので写真は撮りやすかったです。
砂地にはニシキオオメワラスボがたくさんホバリングしているエリアがありました。
この魚は是非光を当てて見て欲しいです。
ワヌケヤッコです。
そしてー!
クマドリカエルアンコウのおチビちゃんです!!
見た瞬間テンションが重上昇しましたよ。
だって、昨年も今年も雲見に登場していなかったので見たかったんですよ。
そしてウミガメ(タイマイ)も登場です。
浅いところにいたから、息継ぎしに水面に行った時にスノーケラーに見つかって追っかけ回されていました(笑)
オヤビッチャが群れを作っている場所がありました。
よく見たら薄紫のつぶつぶがびっちりと付いているんですよね。
これはオヤビッチャの卵だそうです。
これはギンポの仲間だと思うのですけど…
船から離れようとしたところにはアヤコショウダイとムスジコショウダイが沈船の影に並んで隠れていました。
で、初めて見る人は必ずびっくりするスパゲッティガーデンイールのコロニーがあります。
黒い体を砂地から50cm以上出してゆらゆら。
もうダイバーにも慣れているので多少近づいても大丈夫ですよー。
このあと、ウミウシを見ていたら目の前に大きなバラクーダ!
群から離れた老成魚ですね。
3本目はドロップオフです。
潜降して暫くはウミウシ祭り。
その様子は「前編」を見てくださいね。
そのうち切り立った壁に沿って泳ぐことになりますけど、そこには大きなウミウチワがあったり
スミレナガハナダイもいたりと沈船とは全く違う顔を見せてくれます。
ここでガイドさんが見せてくれたのはピグミーシーホース!
で、私はここでカメラのバッテリ切れ。
再度ウミウシ探しをしたり、フリソデエビがいたりと見どころいっぱいだったのに本当に残念です。
バリでもトランバンは大好きなポイント。
もう1日くらい潜りたかったなぁと後ろ髪を引かれる思いで帰路についたのでした。
次はワイドポイントのヌサペニダの様子をお伝えしますね。
写真提供は、Seiさん、Sumieさんです。ありがとうございました。
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