スキンダイビングの練習とマクロとワイド|雲見

朝のうちは曇り空でしたけどお昼頃から晴れ間が広がってきました。
海は昨日からのうねりが残っていましたけど、エントリー・エキジットの制限などはないくらい。
弱いうねりだったんですけど、ずーーっと穏やかな海が続いていたのでちょっと残念な気持ちになりました(笑)

雲見 牛着岩

■ 天気 : 曇りのち晴れ
■ 気温 : 28.5℃
■ 水温 : 20.5~21.5℃
■ 透明度 : 10~12m
■ 透視度 : 7~10m
(写真はクリックすると拡大します。)

*スキンダイビング(シュノーケリング練習)

1本目 小牛の洞窟 ⇒ Hの穴 ⇒ トンガリ ⇒ ヒラ根 ⇒ トビ根 ⇒ グンカン

2本目 小牛の洞窟 ⇒ Hの穴 ⇒ 水路下の洞窟 ⇒ Hの穴 ⇒ -24mのアーチ 

今日は来月にドルフィンスイムツアーに参加するゲストさん達が遊びに来てくれました。
ドルフィンスイムをするのにはスキンダイビングのスキルが必須ですからその練習を兼ねてです。

そうそう、今日のゲストさんたちは昨夜雲見の民宿『はまゆ』さんに泊まったんですけど、はまゆの店長が釣ったばかりの大きな真鯛の刺身が夕食時に出たってとっても喜んでいました。
羨ましいですね。

 

さて、肝心の、今日アクアティークに来た最大の目的と行ってもいいスキンダイビングです。
昨日も他のポイントで潜った時に自主練習をしたそうなのですけど、うまくいかなくて自信喪失気味・・・。
早速どんな感じなのかやってもらい、各自の課題を見つけて練習です。
最初はなかなか潜れなかったんですけど、徐々にコツを掴んできて、成功する回数が増えていきます。

失敗した時はその原因を伝えて、対策を考えて、再度トライ。
すると見る見るうまくなっていって、潜水時間も距離も長くなって・・・
何よりも笑顔が増えていきました。

完璧とは行きませんけど、これなら大丈夫かな。
自信を取り戻してくれたのが何よりでした。

 

ちょっと休憩してダイビングです。

うねりのせいなのか水中はちょっと白っぽい感じだったのですけど、そこそこ見えていて良かったです。

ダイビングのミッションは、カエルアンコウ。そして私達がスキンダイビングをしている時に潜ったショップさんが見たというトビエイとワラサの群れが追加されました!
ワラサの群れはハードルが高いなぁ~(笑)

まずはカエルアンコウへ。これが一番簡単かも。
このところ場所を変えずに居続けていてくれるオオモンカエルアンコウがいますからね。
オオモンカエルアンコウ

という訳で、早速ミッション1クリアです。

それからはまゆのささめちゃんから情報を聞いたベニカエルアンコウも見つけることができました。
ベニカエルアンコウ

2匹いる!?
いいえ、これはダイバーが吐いた空気が岩の隙間に溜まってそれが鏡のようになって写っているんです。
まさに奇跡のベニカエルアンコウですね。

残るミッションはトビエイとワラサの群れ。
結果はミッションインコンプリート・・・・
ごめんなさい。トビエイは何とか成るかなと思っていたんですけど・・・

その代わりと言っては何ですが、大きなアカエイを見つけました。
体幅が1mくらい。近づくのがちょっと怖いと思うくらいの迫力でした。
アカエイ

それから牛着岩の周りには相変わらずカタクチイワシの大群がいます。
船長さん曰く、ダイビングボートについている魚群探知機がものすごい反応をしているんですって!
カタクチイワシ-1

これだけいたらワラサの群れもやってきますよね。
ただ、私達が潜った時は捕食者がいないためにのんびりと口をパクパクさせながら食事中でした。
カタクチイワシ-2

今年の1月にボホールでガイドをした時に見たグルクマの群れが口をパクパクさせて食事をしているときは頭が白く光って見えたのですけど、このカタクチイワシも同じように見えました。
不思議ですよね。どうして頭部が光って見えるんでしょうね。
カタクチイワシ-3

 

カタクチイワシの群れの写真を見てもそんなに潮色は悪く無いでしょ?
だから地形も綺麗でしたね。

ここはHの穴の左の通路です。こっちは魚の群れが少ないんです。
Hの穴

右の通路にはクロホシイシモチとかツマグロハタンポとかがいるのに・・・
テングダイは最近ココがお気に入りのようです。
テングダイ

小牛の洞窟です。
小牛の洞窟

三角穴下は大好きな眺めの一つです。
三角穴下

今日2本潜って両方とも見たのはヒラメ
その両方ともなかなか逃げませんでした。だからここまでアップで撮れました。
ヒラメ-1

こんな感じでにらめっこを続けていたら、さすがに頭を持ち上げて逃げる素振りを・・・
結局これ以上近づかずにそのままにしてダイバーが立ち去ったのですけど、こんなアングルでヒラメを見たのは初めてです(笑)
ヒラメ-2

こちらはイシダイのオスの老成魚です。口が黒いから通称「クチグロ」。
でも目元も黒いので、そこだけ見たらZOROみたい(笑)
イシダイ

キンチャクダイはHの穴にいました。とっても臆病な魚ですけど今日は隠れず・・・
ラッキーでした。
キンチャクダイ1

 

あとはマクロも少々。

このキイボキヌハダウミウシはゲストが見つけたもの。見た目はおとなしそうですけど、ウミウシを食べちゃうやつ。
見かけによらないです。
キイボキヌハダウミウシ

アデヤカイボウミウシはまだ健在でした。
アデヤカイボウミウシ

体を長く伸ばして移動中のリュウモンイロウミウシです。
リュウモンイロウミウシ

第2次ブーム(?)を引き起こしているバライロマツカサウミウシ
このドングリガヤだけで何匹いるんでしょう??
バライロマツカサウミウシ

 

ハナタツは2匹。
皮弁が長い個体と
ハナタツ-2

つるつるっとした感じの個体。
どっちがお好みですか?
ハナタツ-1

 

こんな感じでワイドにマクロに、おまけにスキンダイビングまでというとっても忙しい一日でした。
忙しかったけど、楽しかったと言ってもらえたことがとっても嬉しかったです。
ありがとうございました。

写真提供は、Saeさんです。ありがとうございました。

 

《お知らせ》

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