昨日、クマドリカエルアンコウが見つかったとのニュースを聞いて早速居場所をチェックに行って来ました。
明日からお客様もいますし、いなくならない限り確実にお見せしたいですからね。
■ 天気 晴れ
■ 気温 18℃
■ 水温 22℃
■ 透明度 10m
■ 透視度 12m
1本目に早速クマドリカエルアンコウの居場所をチェックしに知り合いのガイドさんと現地サービスのスタッフさんと行って来ました。
潜降してすぐにイナダの群れがグルグルと回っていました。幸先いいスタートです。
聞いていた場所をしばらく探したのですが見つかりません…。場所を移動しちゃったようです。それで二手に分かれ二人は左へ、私は右へと場所を変えて探しました。
これは移動する前に撮ったハナタツ。写真ではわかりませんが、お腹が大きくなっていました。
壁伝いに探していったのですが、目に入ってくるのはウミウシたち。
ミチヨミノウミウシと
サガミリュウグウウミウシと
セトイロウミウシです。
しばらく探してもいなかったので、-24mのアーチへ。そこに居座っていたのが巨大なクエ。迫力満点です。
キンメモドキの群れがいないなと思ったらこちらは根の反対側に移動していました。
-24mのアーチにもハナタツはいます。来年の干支は辰。年賀状用にハナタツの写真を撮りたい人は今がチャンスです。
テングダイもペアでいましたよ。
だいぶ時間が過ぎたので慌てて湾内のブイへ。その戻る途中にちょっとだけオビテンスモドキを動画で撮ってみました。フラフラとちぎれた海藻のように動きますよね。
海から上がったら二手に別れた別動班が発見したって教えてくれました。二人が見ている間にもちょっと動いていたと聞いたので休憩をして2本目へ。
教えてくれた場所はわかったのですが、その周りをかなりな時間かけて探したのですが、またまた見つからず。
どこに行ってしまったんでしょう?
後ろ髪をひかれる思いですが、縁がなかったと諦めて小牛の周りを回って来ました。
島裏にはアジの群れ。その先には今日もキビナゴが群れ、その中にカンパチが飛び込んで行っていました。何度見てもエキサイティングな光景です。
小牛の横の浅場にいたゼブラハゼです。クロユリハゼの群れに混ざっていました。
浅すぎるのと近づこうとしてもすぐに逃げてしまうのでなかなかその特徴の縞模様を確認できませんでしたが、ようやく撮った写真がこれ。ギリギリですね。
湾内へ移動したらそこにもキビナゴの群れ。こちらではアオリイカが狙いを定めていました。
その後、トラフケボリやメジナの群れ、新しい定位置にいるカエルアンコウを見て終了です。
再びクマドリカエルアンコウを見に行ったガイドさんから「いたよ。でもウミシダの中に隠れていてなかなか見えなかった。」と聞いて三度目のトライです。
すると、いました!ちょうどウミシダから出てきたところで、すぐに海藻の下に隠れてしまいました。本当に隠れるのが上手です。
これで安心しました。
この後大牛の洞窟へ移動。その途中に見つけたサザナミヤッコの幼魚です。
大牛の洞窟にいるのが大きなイロカエルアンコウです。以前いたのと同じなのかな。20cmオーバーの立派なやつです。
イチゴミルクウミウシは大きく成長してきましたね。肉眼でも模様が確認できるようになってきました。
隠れるのがうまいマダライロウミウシは今日も穴に入っていました。小さいから見つけるのが大変です。
ゴールドに輝くマツカサウオの幼魚も人気がありますよね。
他にもサクラテンジクダイ・アカネテンジクダイ・スベスベマンジュウガニ・スミツキベラの幼魚・クリアクリーナーシュリンプ・コクテンベンケイハゼ・ベニオウギガニ・モクズショイ・ムラクモキヌヅツミなどじっくりと腰を据えて写真を撮りたい人はここだけでも1本いけそうです。
今日は本当に苦戦しましたが、とにかくクマドリカエルアンコウを確認できたのが最大の収穫でした。
明日も同じ所にいてくれるのを祈るばかりです。
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