やっぱり雲見は地形だね|雲見

今日は三連休の最終日。
海は穏やかで天気も良好。三連休は本当に天気と海況に恵まれました。

■ 天気   晴れ
■ 気温   23℃
■ 水温   23~24℃
■ 透明度  7~8m
■ 透視度  8~10m

今日のお客様は雲見で潜るのが初めての方々。
だったら最初は地形のメインどころを回ろうと-24mのアーチからブイに帰って来ました。
潜降して-24mのアーチに行くと入り口付近に見慣れない群れ。今日はクロホシイシモチやイサキの子供に代わってキンメモドキの子供が群れていました。ここに居着いてくれたら-24mのアーチでもキンメモドキ玉を楽しめますね。(クロホシイシモチイサキは穴の上に群れていましたよ。)
たて穴に向かう途中にアカホシカクレエビや単体アオリイカを見つけて、たて穴前の壁にはニシキウミウシの幼体キイロイボウミウシがいました。
たて穴のクロホシイシモチの群れの中を通って上に抜けたら、そこは雲見の水族館。ツノダシ・キンギョハナダイ・ソラスズメダイ・スズメダイ・メジナ・ブダイ・ニザダイなどが群れていますよ。
またブルーコーナーにいるクマノミのすぐ脇を通ったら私のグローブに攻撃してきました。きっと卵を守っているんでしょうね。
隣の根の上でお客様のリクエストのマダコを紹介したら、水深を落としてクレバス下の洞窟へ。今日はダイバーが少なめのだったからか、ちょっと水が綺麗な感じ。上を見上げたり後ろを振り向いたりしていただいて光が作る光景を楽しんでもらいました。
真っ暗な水路下の洞窟を通って三角穴から出てきたらパッと視界が広がります。
ブイに帰る途中のイソギンチャクにはカザリイソギンチャクエビがいたのですが、小さな体に卵を抱えていました。
カザリイソギンチャクエビが卵を持っているのを見るのは初めてかも。
やっぱりこのコースは地形あり、生物ありでとっても楽しいですね。

休憩したあと2本目は-24mのアーチからグンカンまで行って来ました。
出発する直前にオオモンカエルアンコウ情報を聞いて勇んで出発したのですが、結果はあえなく惨敗。ごめんなさい。
-24mのアーチのブイで潜降したらHの穴へ。トンネルを連続して抜けたところの狭い空間にはクロホシイシモチツマグロハタンポが詰まっていました。その中をかき分けてたて穴の裏に抜けたところにはコロダイ・イシダイ・アオヤガラ・シマウミスズメなど地味だけど興味をそそられる魚がいました。
大牛の洞窟では最近定番となっている生物たちをお見せしました。キンメモドキの群れ・モクズショイ・サクラテンジクダイ・オトヒメエビ・イチゴミルクウミウシ・ムラクモキヌヅツミなど、被写体には最適ですよ。

透明感がよく現れている写真ですね。

こちらは大牛の洞窟を出た所でお客様が見つけたヒョウモンダコです。ブルーのラインが綺麗に出ていますね。

グンカンに向かう途中にはアオリイカの群れ。透明度がイマイチだからはっきり見えないのが残念でした。
グンカンの亀裂にはイセエビトラウツボが身を潜めていました。
イソギンチャクに住み着いているのはミツボシクロスズメダイの幼魚。このサイズのものはオモチャみたいでとても可愛いですね。

安全停止が終わって水面に浮上したら風向きが変わって波が立っていました。
ぎりぎりのタイミングでセーーーフ!
良かったです。

写真提供はNobukoさんです。ありがとうございました。

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