夜半降りだした雨は雲見に到着する頃には小降りになって気にならなくなりました。
その後程なく雨は上がってくれました。
海は今日もベタ凪のコンディションかつ流れもほとんどなし!
ストレスフリーの海でした♪
■ 天気 : 雨のち曇り
■ 気温 : 21.5℃
■ 水温 : 20~20.5℃
■ 透明度 : 13~17m
■ 透視度 : 12~15m
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 グンカン ⇒ アウトドア ⇒ たて穴 ⇒ 水路下の洞窟 ⇒ 小牛の洞窟
2本目 三競 (3の穴)
今日は昨日から引き続き潜るご夫婦がゲストです。
今日のご希望は昨日見られなかったカエルアンコウと三競でのウミウシ捜索でした。
1本目はカエルアンコウ探しへ。
潮の流れを考慮してグンカンから流しました。
潜降してすぐにカタクチイワシの群れ。
最初はバラバラと泳いでいたのですけど、急に一斉に泳ぎだしたんですね。
後ろからカンパチでも来ないかと待っていたのですけど、ただ流れただけみたい・・・
それにしても潮色が青いですよね。ちょっと前まであった春濁りっぽい緑色の潮がなくなっています。
さて、グンカンでまずはベニカエルアンコウ探しなんですけど、この間までいたんですけど、昨日見たガイドさんがいたのですけど・・・
見つかりませんでした。
そこからアウトサイドを泳ぎながらたて穴へ。
あわよくばカンパチとかトビエイが出ないか期待したのですけど・・・撃沈。
でもカタクチイワシの群れとかメジナの群れを見ながら青い海を泳いでいくのは気持ちが良かったですよ。
泳ぎながら見つけたのはベニキヌヅツミ。
でも外套膜が黄色なんです。オレンジ色のものは見たことがありましたけどここまで黄色いのは初めてです。
ホストの色によって変わるんでしょうか?
ゲストはテングダイを見つけていました。
テングダイ、あちこちにいますね。
たて穴のバライロマツカサウミウシです。
一時は数が減ってきたのですけど、今日見に行ったら子供の個体がたくさん見られました。
また賑やかになりそうですね。
クレバスを落ちていってもダイバーのシルエット。
海が青いとこんな光景も楽しくなります♪♪
そしてようやく最初のミッションクリア!!
イロカエルアンコウです。いなくなってなくて良かったです。
最後にドト・ラケモサを紹介して終了です。
それにしてもこのウミウシは指差してもなかなかウミウシってわかってもらえずに困ってしまいます。
2本目は三競でウミウシ探しです。
結果としてここだけで22種類のウミウシが見られました。
これが多いと思うのか少ないと思うのかは皆さんの判断にお任せするとして・・・
コールマンウミウシです。
背中にぷくっと膨らんだ丸いものが!周りの表皮を引っ張っているみたいです。
何なんでしょうね?
昨日コールマンウミウシは数匹いて、同時に見ることが少ないと書きましたが、そうしたら今日は3匹見ることができました。
上以外の2匹はほぼ並んで見つかりました。この他にもちっちゃな子がいるはずなんだけどなあー。
これらのウミウシは伊豆半島では1匹でもいたら大騒ぎするようなレアなウミウシのはずなんですけど、今シーズンは異常発生しています。
とにかくここには珍しいウミウシがいっぱいいるんです。
もう伊豆ではないですよね。ビックリです。
他には見慣れてしまいましたがシロタスキウミウシも健在でした。
ツノキイボウミウシも南方系だった!
ツノキイボウミウシは小さな個体もいますよ。
サガミイロウミウシもいました。今年は個体数が少ないですね。
コールマンウミウシよりもレア物状態です(笑)
ミツイラメリウミウシの白バージョン。最近は黄色いのよりもよく見かけます。
珍しく腹足を長く伸ばして移動中でした。
ゲストがふと見つけたシロウミウシ。どこにでもいるウミウシですけど、この子はなぜかひっくり返っていました。
シロウミウシって裏側にも黒い斑点があるんですね。
初めて知りました(笑)なかなかひっくり返っているウミウシって見ませんからね。
ゲストにはお腹いっぱいウミウシを見てもらって満足してもらえました。
良かった♪♪
ウミウシを始めとするマクロ生物はとっても豊富ですし、潮色が青くなってきたからワイドに楽しむのもいいですよ。
贅沢な雲見に遊びに来てくださいね。
写真提供は、Satoshiさん、Tomomiさんです。ありがとうございました。
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