風もなくとっても穏やかな日でした。
晴天とは言えない空模様ですけど、薄い雲を通して日差しが差し込んできて今日も真夏日です。
熱中症対策だけは怠らないようにしましょうね。
風がないから海はとっても穏やか。水面に牛着岩が写り込んでいましたよ。
■ 天気 : 晴れ
■ 気温 : 31℃
■ 水温 : 24~27℃
■ 透明度 : 12~14m
■ 透視度 : 10~12m
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 -24mのアーチ ⇒ 小牛の洞窟 ⇒ Hの穴 ⇒ 水路下の洞窟 ⇒ 三角穴 ⇒ 島前
2本目 ロッカク岩 ⇒ 大牛の洞窟
3本め 小牛裏 ⇒ 小牛横 ⇒ ブイ
エントリーすると海が青い!!いい感じの潮が入ってきています!!
水面は水温が27度!!本当に夏の海です。
海が青かったら地形が楽しいですよ。日差しも強いのでなおさら綺麗。
-24mのアーチにはテングダイが帰ってきていました。テングダイに気を取られがちですけど、アーチの中にはいい型のイサキも住み着いてるんです。
まだ若魚のイサキは中層で群れています。
海が青いからよく見える!!
ここは小牛の洞窟。
ダイバーがシルエットになっていい雰囲気に見えます。
次に通ったのはHの穴。ここにはネンブツダイがたくさん入っていてここでは魚がシルエット♪
そしてクレバス下ですけど、ここはまだ潮が入れ替わりきっていないのかな。ちょっとぼーっとした感じでした。
三角穴は上から差し込んでくる太陽の光に周りの岩肌が照らされて神秘的な光景を成していました。
三角穴を抜けたら水路です。
この写真には水路の上に張られているしめ縄までうつりこんでいるんですよ!
それくらい水が綺麗なんですよ!!
海が綺麗って本当にいいですね~。
地形で遊ぶのが本当に楽しくなります。
でも地形だけで済まないのが今の雲見。
たくさんの生き物たちに出会ってきましたよ。
石の上に寝そべっていたヒラメ。ヒレの付け根が白くなっていますね。
誰かに襲われたのでしょうか?
イタチウオです。狭い隙間に3匹入り込んでいました。
最近ゲストに紹介してなかったけど、個人的には好きな魚。クリクリとした目が可愛らしいでしょ?
ハナタツです。安定して見ることができるのが今の雲見!!
水中が揺れないからとっても写真に撮りやすいです♪
同じくトトメレンズでとったニシキウミウシの幼体です。水面が青いのがいいですね~。
名前がついていないマツカサウミウシ属の一種(通称:ワライボヤマツカサウミウシ)はもうシーズン終盤。これが最後の個体かな?
見たかったら今しかないですよ!
ヒラミルミドリガイかなと思ったのですけど、触覚の感じが違いました。多分ゴクラクミドリガイ属の一種だと思います。
サガミイロウミウシもペアでいました。左の子は産卵中かな。白い卵塊が見えます。
このセンテンイロウミウシはまだ小さくて1cmにみたない大きさでした。これくらいのサイズのセンテンイロウミウシがこの付近に3個体いました。
最近観察を続けているサクラテンジクダイですけど、口内保育をしている個体が増えてきましたよ。
大きく顎を張って卵を咥えて育てています。
でも普通はこんなシュッとしたフェースラインなんですよ。
そして写真を見て気がついたのですけど、矢印のところにオレンジ色のつぶつぶが見えますね。
生む前の卵です!!!
メスのお腹の中の卵って初めて確認しました。
それから1cm強の小さな個体もいました。こちらは今年生まれた幼魚。
この狭い空間で確実に生命の営みが行われています。
それからかわいい名前とは裏腹にその身に猛毒を持つスベスベマンジュウガニです。
最後はベニカエルアンコウ。最近雲見のベニカエルアンコウは一箇所にいてくれないから本当に困ります。
この子ものそのそと移動の最中でした。
地形・群れ・生き物と夏の雲見を思う存分堪能してきました。
夏の雲見、楽しいですよ~~!!!
《耳寄り情報》
◆ 究極のマクロワールド 『柏島ツアー』の開催決定! 【9/3(木)~6(日)】 参加者大募集!!
確認されている魚の種類だけでも1000種類以上という生き物の宝庫。レアな生き物達に会いに行きたい人集まれ~!!
◆ 八丈ブルーを見に行きましょう!!『八丈島ツアー』決定!! 【10/23(金)~25(日)】
黒潮がもたらす青い海。そこには固有種「ユウゼン」が玉になったり、季節来遊魚が数多くいたり・・・。参加者大募集です。
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