澄み切った青空が広がっています。梅雨というのに週末は両日とも晴天。
運がいいですね。それともゲストの行いが良かったのか???
波もうねりも収まったので快適に潜ってきました。
■ 天気 : 晴れ
■ 気温 : 26℃
■ 水温 : 18~20℃
■ 透明度 : 3~7m
■ 透視度 : 3~7m
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 -24mのアーチ ⇒ たて穴前 ⇒ クレバス下 ⇒ Hの穴 ⇒ 小牛の洞窟
2本目 大牛の洞窟
潜降して感じたことは『あれ?ちょっと水温が冷たいんじゃないの?』って。ダイブコンピューターの水温を見ても場所によって18度位を示しているところもありました。
その代わりと言ってはなんですけど、透明度がちょっとだけいいところもあったんですよ。
これをきっかけに透明度が回復に向かってくれればいいんですけどね。
今日は昨日のゲストと引き続きフォトダイビングをして来ました。
カメラって設定によって仕上がりが変わってきますから、納得のいくまで設定を変えて撮影をしてもらいました。
何枚も写真を撮るから被写体は動きが少ないものがいいのでウミウシや甲殻類を中心に紹介していきました。
まずはイボイソバナガニです。ムチカラマツが揺れるのでピント合わせに苦労する被写体ですけどバッチリ捉えていますね。
ボブサンウミウシは大きめのサイズですから被写界深度を浅くしたらこんなぼかしの効いた写真も撮ることができるんです。
キイボキヌハダウミウシも見つけました。透明感があって純白できれいなウミウシなんですけど、他のウミウシを食べてしまう厄介なやつなんです。
と思っていたら衝撃的なシーンが!!1cmほどのアカボシウミウシ(白)が、自分の体の何倍も大きなスミゾメミノウミウシ(黒)に喰らいついていました。
アカボシウミウシもウミウシを食べたり体液を吸ったりするウミウシです。
体液を吸われているスミゾメミノウミウシが嫌がって体をくねらせていました。
どこにでもいる普通種のアオウミウシも個体によってはきれいな被写体の一つです。背景の色に気をつけて撮ると面白い写真が撮れるかも。
ツノガニです。写真ではわかりませんが、ハサミを器用に使ってカイメンを自分の体に付着させているところでした。完成したらもっとモシャモシャになるのかな。
こちらはゲストが自分で見つけたヨソギです。正面を向いた一瞬をうまく捉えてくれました。お見事です。
ムラサキウミコチョウはペアでいました。写真を撮った後暫くしてもう一度見に行ったらもう交接していましたよ。
一時の大発生も収まって個体数が減って来ましたけど、アカエラミノウミウシはまだ見ることができますよ。
ニシキウミウシの幼体ですね。成体とカラーリングが全く違うから驚きですよね。
そうそう、カイカムリもいましたよ。雲見のカイカムリってジュズエダカリナの切れ端を背負っている個体が多いですね。黄金崎ビーチは黄色いカイメンを背負っているものをよく見かけますから、場所によって流行りが違うようです。
色鮮やかなカナメイロウミウシは2個体観察されています。こちらは小さい方です。
これはレア物のジンガサヒトエガイ属の一種です。それも移動中なのか体を大きく伸ばして、触角もはっきりと見て取れます。
こんなに堂々とした子は始めて(^^)。
最後に紹介するのはサクラテンジクダイです。
もう少ししたら口内保育が始まるのでそれも見ものですよ。
まだまだ他にもたくさん写真を撮ってもらいました。お店で写真を見ながら反省会。
だいぶ設定が固まってきたようです。めでたし、めでたし(^^)v
写真提供は、Tadashiさんです。ありがとうございました。
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