今日は朝から青空が広がっていました。
写真ではわかりづらいですけど富士山も薄っすらと姿を見せていましたよ。
昨日も今日も風は吹いていないのに、何故かうねりがやってきていた雲見。
水路の通行も問題なかったし、三角穴を通ったチームもいたくらいのうねりでしたけど、小さな生き物の写真を撮る時にちょっと苦戦しましたね。
■ 天気 ： 晴れ
■ 気温 ： 22℃
■ 水温 ： 17℃
■ 透明度 ： 12～14ｍ
■ 透視度 ： 10～12ｍ
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 -24mのアーチ ⇒ たて穴 ⇒ Hの穴 ⇒ 水路下の洞窟 ⇒ ブイ
2本目 大牛の洞窟 ⇒ -16mのアーチ ⇒ 大牛湾内
うねりのせいか白っぽかった今日の雲見ですけど、潮色はまだ青いです。
だから春濁りではないですね。
これはこれで嬉しいのですけど、春濁りは植物性プランクトンの到来でもあるので小さな生き物達の食事でもあるじゃないですか？
それがちょっと心配ですね・・・
下の写真はHの穴の手前の空間ですけど、まだ青いでしょ？
光が綺麗だから洞窟の中に入るのですけど、どうしても気になるウミウシたち(笑)
だって今はたくさんいますからね。
洞窟の中にはちょっと数が減ったけどサイズが大きくてわかりやすくなったバライロマツカサウミウシとか
ユビワミノウミウシとか結構いるのでどうしても壁に目が行ってしまいます。
この間うまく写真が撮れなかったオオアリモウミウシですけど、今回はちゃんとピントを合わせたのですが居場所が悪くてこれまた証拠写真に終わってしまいました。
丸い球体(タマゴバロニア)の左下にいる緑色がオオアリモウミウシです。
今年初登場のセトミノウミウシですね。昨年は水路下で大発生しました。今年はどうかな？
サガミイロウミウシです。個人的に好きなウミウシなんですけど最近見ていなかったですね。ちょっと嬉しかったです。
雲見の春の風物詩(？)マツカサウミウシ属の1種、通称ワライボヤマツカサウミウシです。
ペアで向かい合っていました。
今3匹見られているジュッテンイロウミウシの1匹です。淡くて綺麗なピンクですね。
同じピンクでもフジムスメウミウシはしっかりとした感じのピンクです。
アラリウミウシは紫がかったピンクかな。
うねりで揺れるけど、頑張って体を固定して撮ったとっても小さなオショロミノウミウシ属の1種、通称ムギメシミノウミウシです。
この子はイバラウミウシ属の1種。こうやって見ると雲見には名前がないウミウシがたくさん見られますね。
テントウウミウシはたくさん見られました。大牛裏にたくさんいましたよ。
真ん中の楕円形がシロサメハダウミウシです。カイメンに見事に擬態していますよね。
それでも触覚と二次鰓が見えるのでウミウシってわかります。
アオウミウシのペアです。探すまでもなく目に入ってくるウミウシですから写真に撮られることも少ないですけど、意外と可愛い色合いでしょ？
どこにでもいるし色もかわいいから写真の練習に持って来いのウミウシなんですよ。
交接中のヒトエガイを発見しました。手のひらサイズだけど結構地味だから人気は・・・
でも初めて交接しているのを見てちょっとテンションが上がっちゃいました(笑)
まだまだ色々いたウミウシ。雲見はウミウシ天国ですよ。
とは言え、ウミウシばかりじゃ飽きちゃう人も。
大丈夫ですよ。人気の生き物は色々いますから。
大きな魚ならテングダイ。-24mのアーチのアイドルです。
小さいエビならビシャモンエビ。
似ていますけどこっちはムチカラマツエビ。こっちは体に突起が無いです。
透明で幽霊みたいにふわふわ浮いて動くクリアクリーナーシュリンプ。今年は越冬しました。
最後は大牛の洞窟の人気者、サクラテンジクダイです。骨も内蔵も見えちゃう不思議な魚です。
今日もマクロ主体となってしまいましたけど、本当にたくさん被写体がいます。
お好きな生き物に会いに来てください。
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7月23日(土)・24日(日)に利島 ダイビング＆ドルフィンスイムツアーを行います。
詳しくは追ってホームページ等でお知らせしますけど、予定を開けていてくださいね～！！
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