地形三昧の2日目はエイ三昧|雲見

今日も昨日に引き続き地形リクエストのお客様です。
実はクエとトビエイのリクエストもいただいていたのですが、トビエイは昨日見られず・・・。今日こそお見せしなければ!!

■ 天気 曇のち雨
■ 気温 ℃
■ 水温 24℃
■ 透明度 10~12m
■ 透視度 8~10m
(今日も写真がありません。ごめんなさい。)

1本目 島前 ⇒ -24mのアーチ ⇒ たて穴 ⇒ ブルーコーナー

最初はスタンダードコース付近で昨日通っていない穴を通っていこうという作戦です。
もちろんそれだけでは寂しいので昨日通った穴も通り方を変えて潜ってきました。
最初に行った水路下の洞窟は相変わらず神秘的です。昨日に比べてちょっとくらい感じでしたがそんな光景もいい感じです。
秘密の洞窟を昨日と逆に通ってHの穴方面へ出たらそのままHの穴です。Hの穴を出たところでクランクの穴にクエの子供を発見!お客さんに教えて見てもらおうとしたら間に大きなイシダイが入ってきてジャマをするんですよ。
あとからゲストに聞いたらちゃんとクエは見えましたよと言っていたので安心しました。
次は小牛洞窟前の穴を抜けます。抜けたところにはムロアジアジが群れていました。最近はここにたむろしているみたいですね。
その後は-24mのアーチ前の穴を通ってたて穴をUの字に抜けたらたて穴前の穴に通じる抜け穴です。ここは出口が小さいので滅多に通らないのですが、今日はチャレンジしてきました。
そして再度Hの穴を通ってクランクの穴を通ったら徐々に水深を上げてブルーコーナーへ。
キンギョハナダイ・スズメダイ・ソラスズメダイ・メジナ・ニシキベラなどの群れを見ながら安全停止して1本目が終了となりました。

2本目 黒崎

2本目はまだ潜ったことがないということで黒崎へ。
ここは大きな岩がたくさんあってそれらが重なって作るたくさんの穴をくぐったり洞窟があったりする地形好きなら一度は潜って欲しいポイントです。
大きな穴、小さな穴、縦に階段上に抜ける穴、人がやっと通れるような穴などいくつもいくつも穴を通って行くんです。
牛着岩や三競とも違った雰囲気を持っているんですよ。
穴と穴の間では移動しながら生物探しです。
今日もヒラタエイが2匹いました。昨日の三競といい砂がない場所にもいるもんなんですね。
小さい群れながらカゴカキダイもいました。派手な縞模様です。
黒崎の洞窟ではミノカサゴの幼魚がいました。成魚と違ってか弱い感じの背びれが愛らしく見えます。
そして黒崎でのヒットは捕食シーンを見られたことです。オオスジイシモチが小さなエビ(サラサエビかな)を加えているところを見ることができました。ちょっと感動です。

3本目 大牛の洞窟 ⇒ グンカン

この2日間でまだ行っていない残された地形は大牛の洞窟です。それとグンカンのアーチにまだ行ったことがないというのでコースを決定です。
大牛の洞窟ではここの旬であるウミウシは一切スルーです。奥の小部屋で口内保育中のサクラテンジクダイとか、ウツボをクリーニングしていたクリアクリーナーシュリンプとか、ライトに驚いて泳ぎ回っていたヒメセミエビとか、いつも逆さまになっているコクテンベンケイハゼを見てもらって小部屋を後にしました。
でも折角大牛の洞窟に来たので比較的大きめのウミウシで可愛らしい色合いのジュッテンイロウミウシだけを紹介しちゃいました。(^^ゞ

ここからグンカンに移動するのですが、ここまで触れてはいませんでしたがまだトビエイに出くわしていないんです。ちょっとプレッシャーを背中に感じながらここ最近では一番目撃しているロッカク岩付近の砂地までちょっと遠回り。
砂地を流していたらまずは砂に隠れたサカタザメを発見。ゲストは初めて見たそうです。(よしっ!良かった(^^))
ちょっと驚かせてしまって逃げていくサカタザメがスーッと止まったところにはアカエイがいてにらめっこをする感じに並んじゃいました。サカタザメとアカエイの2ショットってなかなか見られませんよ。
と思ったら遠くを泳ぐトビエイを発見!!泳ぎ去る前にゲストに教えなきゃと慌てて指をさすのですが、ちょっと遠くてうっすらとしか・・・。でも何とか見られたようです。
良かった、これで最後のミッションクリアです。
サカタザメはもう2匹見つけました。たくさん来ていますね。
この後は課題のグンカンのアーチを通って(砂がなくなって通りやすくなっていましたよ)、水深を上げて根頭へ。
イソギンチャク畑はクマノミが例年になく多くいますのでとっても賑やかでしたよ。

2日間でたくさんの穴をくぐって本当にお腹いっぱい地形を堪能してもらいました。
クエやトビエイもゲットしてミッションも無事完了。
満足してもらった週末でした。

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