マクロも地形もまとめて楽しんだ贅沢な一日でした|雲見

今日も引き続き青い空が広がっていた雲見。北東の風は収まったのですけど、うねりが少し入ってきていました。
でも通る穴を選べば問題がない程度。三競にも行っちゃっいましたよ。
牛着岩

■ 天気 : 晴れ
■ 気温 : 27℃
■ 水温 : 24℃
■ 透明度 : 12~15m
■ 透視度 : 10~12m
(写真はクリックすると拡大します。)

1本目 小牛の洞窟の入口 ⇒ -24mのアーチ ⇒ たて穴 ⇒ Hの穴 ⇒ 水路 ⇒ ブイ

2本目 大牛の洞窟 ⇒ ロッカク岩 ⇒ -16mのアーチ

3本目 三競 (1の穴 ⇒ 5の穴) 

今日は大学のサークルのOB・OGのグループが遊びに来てくれました。
その中のひとりは過去2回雲見でのダイビングに挑んだのですが、海況が悪くて潜れなかったんですって。
今日は三度目の正直で念願の雲見に潜ることができました。良かったですね。

皆さんのリクエストを聞いたら地形とマクロと希望が分かれましたので、1本目は地形とマクロを両方、2本目はマクロメイン、3本目は地形メインで潜ってきました。
雲見って色々なリクエストが叶えられるからホントにありがたいです。

それで今日の雲見はどんな感じだったかというと・・・
まずは地形から。
-24mのアーチにはテングダイがペアでいました。テングダイには敢えて近寄らずライトを当ててテングダイが浮かび上がるように写真を撮っていました。いい感じですね。
-24mのアーチ

たて穴もダイバーを入れて写真を撮るとダイバーがシルエットになって素敵です。
たて穴

Hの穴にはクロホシイシモチがいっぱい入っていてその中をかき分けるように通ることができます。
クロホシイシモチ

三競では幾つもの穴を通り抜けて遊んできました。うねりがあったので4の穴だけは入りませんでしたけど、地形派ダイバーは大喜びです。
1の穴(と言ってもいくつもくぐる穴の1つです)は岩肌が白く明るく見えるエリアです。
三競1の穴

2の穴は上から差し込んでくる光がとてもきれい。
三競2の穴

3の穴は壺形に削られた特徴的なフォルムを成しています。
三競3の穴

エアドームで顔を出して記念撮影もOK!
三競エアドーム

思い思いに地形を楽しんでいました。

一方マクロはネタに事欠かない今の雲見です。カエルアンコウの仲間のリクエストがありましたからそれを踏まえてのコース取りです。

まずはベニカエルアンコウ。同じ場所で向きを変えながら居続けてくれています。
ベニカエルアンコウ

超おチビちゃんのイロカエルアンコウは毎回探すのに苦労しますけど、見つけた時の嬉しさは一入です。
イロカエルアンコウ

それから海冒主の真野さんが三競にもイロカエルアンコウがいたと教えてくれたのでそれも見てきました。
わかり易い場所にいましたから助かりました。
イロカエルアンコウ-2

この子は体長に比べても結構長いエスカを振って釣りの真っ最中。この後食事にありつけたのかな?
イロカエルアンコウ-3

そして真打ちはやはりクマドリカエルアンコウです。毎日どの辺にいたかの情報が波止場で飛び交っています。
クマドリカエルアンコウ

ハナタツも黄色の子を紹介しましたけど、もう1匹は見つかりませんでした。たぶん近くにいると思うのですけど・・・
ハナタツ

フタスジタマガシラの幼魚は今日も定位置です。色使いが好きなんですよね。
フタスジタマガシラ

金色に輝くマツカサウオは亀裂の中にいました。
マツカサウオ

センテンイロウミウシです。サイズは極小のイロカエルアンコウよりも一回り大きいくらい(^^ゞ
センテンイロウミウシ

他にもホホスジタルミの幼魚、シロハナガサウミウシ、サクラテンジクダイ、クロアナゴ、ツノダシ、ツユベラの幼魚、ヒロウミウシ、ミナミギンポの幼魚など、時間が許す限りいろいろな生き物たちを紹介していきました。

それから時々中層に視線を移すと群れが目に飛び込んできます。
キビナゴカタクチイワシはいたる所で群れてその群れにカンパチ軍団やマダイが襲いかかっていました。
スズメダイは成魚の群れの他に生まれたての幼魚も群れを成していました。
スズメダイ

アオリイカの群れにも遭遇。透明感があってきれいでしたよ。

一日で地形もマクロも群れも楽しめちゃうって、いろいろなリクエストをもらって改めて雲見って本当に素晴らしいポイントだと再認識しました(^^)

写真提供は、Yuiくん、Mikaさんです。ありがとうございました。

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