黒潮が伊豆半島にどんどん暖かい潮を送り込んできていて、今日は場所によっては20度を超えました。
神奈川県水産技術センターのホームページによると伊豆半島は暖かい潮に囲まれています。
暫くは温かい海が続きそうです(^^)v
■ 天気 晴れ
■ 気温 22℃
■ 水温 19~20℃
■ 透明度 10~12m
■ 透視度 8~10m
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 島裏⇒水路⇒ブイ
今日はアイダイブの金子さんに誘われてチェックダイブです。
お目当ての一つはHの穴付近にいるマツカサウミウシ属の一種です。先日初めて見たウミウシですが、聞くところによるととっても珍しいウミウシのようで「ウミウシ図鑑.com」でも雲見とIOPの2箇所しか観察されていません。その居場所を再確認したかったからです。
この個体が一番大きい個体です。ちょうど産卵中ですね。
この辺の壁を探すと大小4個体見つかりました。この写真にもピントが合っていませんが左下にもう1匹写っていますよ。
クレバス下ですが、ここは他より水が綺麗な感じでした。この光景は私が気に入っている場所の一つです。
ここで見つけたオセロウミウシです。雲見ではあちこちで見かけるウミウシですが、他のポイントではあまり見られないようです。さっきのマツカサウミウシ属の一種といい不思議ですよね。
先日黄金崎ビーチでも見かけたカノコタカラガイです。外套膜はオレンジ色で鮮やかなのですが、今日は外套膜を引っ込めて貝殻をむき出しにしていました。バンビみたいな模様で可愛いですね。
こちらもタカラガイの仲間です。自信はないですがオミナエシダカラでしょうか?カノコタカラガイと同じ仲間ですが、雰囲気がぜんぜん違いますよね。
この他、シロイバラウミウシ、オトメウミウシ、ウスイロウミウシ、アカエラミノウミウシ、シロウミウシなどのウミウシや、コノハガニ、ヒメセミエビ、オルトマンワラエビなどの甲殻類がいましたよ。
2本目 小牛横⇒ブイ
小牛横で潜降したところで見つけたのがヤマドリです。これはメスですが、もう求愛のシーズンですから運が良かったらオスが背びれを広げてメスにアピールしたりオスと縄張り争いをする姿を見ることができるかもしれません。
その姿は結構格好良いですよ。
穴の中にいたマンリョウウミウシです。ちょっとわかりにくいですが二次鰓が2個見えます。この狭い穴の中で交接中ですね。
中層に目を移すとスズメダイの群れです。今日はかなり近くまで寄ってきてくれました。
そのスズメダイの下を泳いでいたのがコブダイです。小さな個体のメスです。
赤いヤギとのコントラストがとっても綺麗なトラフケボリです。タカラガイとは違ってこちらはウミウサギの仲間になります。その違いは・・・
話せば長くなるので直接聞いてください(^^ゞ
コケギンポ岩にいるアライソコケギンポです。砂地にポツンとある岩なのですがなぜかここに集まってきます。今日は3匹見ましたよ。
ダテハゼに棲み家を提供しているニシキテッポウエビのペア。見張りをしているダテハゼが尻尾を振って安全だよって合図をすると出てくるんです。
同じ穴にハナハゼも棲んでいてこちらはさっさと隠れて出て来ませんでした。
一昨日に降った大雨で川から流れ込んだ土砂が落ち着けば、透明度も回復しそうです。
ゴールデンウィークの予約はまだ可能です。
海がいいうちに潜りませんか。
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