楽しい生態観察♪|黄金崎ビーチ《2023.05.24》

今日は朝から青空が広がって気持ちいい一日でした。
寒かった昨日から一転、今日は暖かくなりましたね。
コロコロと変わる気温差は体に負担になります。
海は今日も穏やかでした。

■ 天 気 : 晴れ
■ 気 温 : 23.7℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水 温 : 20~21.5℃
■ 透視度 : 12~15m

今日は黄金崎ビーチに行ってきました。
黄金崎ビーチでは今色々な生き物の生態観察ができるんですよ。
まずはこれ。
コンクリートとパイプで作ったギンポ団地です。

満室とは行きませんが、ミナミギンポとか

ニジギンポが入居しています。

ニジギンポのパイプの中を覗き込むと内側に赤い物が見えますよね。
卵です。

ニジギンポが入所している太いパイプは、実は二重になっていて中に透明なパイプが入っていてそれを持ち上げることができるんです。

パイプの内側一面に卵が産み付けられていますね。
それを拡大したところ。
まだ中の稚魚が見えませんから産みたてみたいですね。

よく考えて作っていますね。

もちろん自然界にも卵は産み付けられています。
石の下を覗き込むと、天井に卵塊がありますね。
天井から吊り下げるように産み付けられています。
産み付けた親も奥に見えますね。

その主はセホシサンカクハゼです。

砂地にタコの棲家として沈められているビンにメジロダコが入居しています。

その中に卵を産んでいるんですよ。

お母さんメジロダコは卵に酸素が行き渡るようにずっと海水を吹きかけて水を循環させていました。
その様子を動画に撮ってきましたのでご覧ください。
母ダコの愛情を感じますね。

こんな生き物達の生態を観察しているだけで時間があっという間に過ぎてしまいます。

他に見てきた生き物も紹介しますね。
黄金崎ビーチと言えばネジリンボウの仲間たち。
既にたくさんのヒレナガネジリンボウが出てきています。
大小いた中でこの子が一番ダイバー慣れしていたかな。

何ヶ所も見てきた中で3匹が同じ穴に入っていたのもありました。

チンアナゴもいたんですけど、警戒心Maxでこれが限界です。

ウミエラがいっぱい出てきていてそれにはウミエラカニダマシが隠れていました。
まだまだ小さな子どもから

大きく成長したのまでいました。

5月だと言うのにキツネベラの幼魚とか

タキベラの幼魚まで出てきています。

黄金崎ビーチはウミウシが少ないですけど、それでもヒラミルミドリガイとか

ハナミドリガイとか

カバみたいな顔をしたアマクサアメフラシなどがいましたね。

それからハチジョウタツもまだ見られています。

ハチジョウタツを探していたらミナミクモガニ(オラウータンクラブ)を見つけました。
海藻の上に乗っているのですけどわかりますか?

こんな小さな生き物以外にも1m位のカスザメに

一回り小さいカスザメも。

マダイのダイちゃんも元気にストーキング。

時々シマアジの子供達を引き連れて回っていました。

今日はたくさん生態観察をしてきて楽しかったです。
この他にもセダカスズメダイなどが産卵をしているそうです。
これらを見てみたかったらリクエストしてみてください。
みんなで見に行きましょ!


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