台風と低気圧の通過の後暫く透明度が落ちていましたが、徐々に回復してきているようです。
今後に期待ですね。
■ 天気 晴れ
■ 気温 27℃
■ 水温 22~23℃
■ 透明度 10~12m
■ 透視度 8~10m
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 スタンダードコース
先に上がってきたガイドさんから透明度が良くなったと聞いて、地形がどんな感じに見えるのかスタンダードコースを回って確かめてみました。
Hの穴はこんな感じです。ちょっと緑がかって見えますが、穴の先まで見通せる感じです。
ちなみにクレバス下はこんな感じです。結構光が入ってきて神秘的に見えます。
今日はHの穴を抜けたところにクロホシイシモチが固まっていました。その中をかき分けるように進んで-24mのアーチへ向かいました。
-24mのアーチにはテングダイが1匹だけいました。1匹だけだと寂しく見えますね。
マンボウ待ちの根のイソギンチャク畑のクマノミも数が増えていました。ざっと数えて5匹まで確認できました。そのイソギンチャクの中にはアカホシカクレエビが2匹。
1匹はハサミを細かく振ってダンスを踊っていて、もう1匹はお腹に卵を抱えていました。
三角穴の下にいたツマグロハタンポです。上からの光でスポットライトを浴びたように見えました。
2本目 小牛の裏角 ⇒ 小牛の洞窟 ⇒ ブルーコーナー
あまり知られていませんが小牛の裏にはソフトコーラルがたくさんあるんです。でもそのいくつかは台風の時にダメージを受けてしまっていました。ちょっと残念ですね。
でも元気な姿を見せてくれるものもいます。直径10cm強の小さなイソギンチャクの中にクマノミの子供が隠れていました。ダイバーが近づくとイソギンチャクの中に隠れたり、暫く待つと様子を見に顔だけだしたり・・・。とても可愛らしい子でした。
島の裏を進んで行って見つけたのはムロアジの群れに数匹混ざった大型のアジです。
小牛の洞窟ではちょっとだけウミウシを探しました。下の写真はミツイラメリウミウシ、センテンイロウミウシ、コトヒメウミウシ、ヒロウミウシです。
他にもニシキウミウシの幼体やシロウミウシ、ウスイロウミウシなど台風のうねりで数は減ったもののまだまだたくさん見ることができます。
最後はブルーコーナーの上で安全停止をしながらギンポの仲間と遊んできました。
こちらはコケギンポだと思います。
こちらはヘビギンポかな。仲良く2匹並んでいたうちの1匹です。
浮上間際にはカンパチが1匹とタカベの群れが目の前を横切って行きましたよ。
3本目 小牛横 ⇒ ブイ
このコースを潜るときに必ずといっていいほど立ち寄るのはギンポ岩です。ここにはアライソコケギンポがたくさん棲んでいます。今日は5匹確認しました。岩の上の方に棲んでいるのは長い間いるのですが、岩の下の方は出入りが激しくていたりいなかったり・・・。下の写真はそんな下の方にいたやつです。
この子は臆病なのか穴から顔を出してくれません。
同じような顔をしているのですが、表情や性格が違っていて楽しいですね。
小牛の湾内にもアカホシカクレエビがいますが、この子は台風のうねりをものともせずに居続けてくれました。
今日のトラフケボリです。光のあたり方で作り物のように見えませんか?
トゲトサカに乗っかっていたツノガニです。赤いトサカとのコントラストがいいですね。
どこにでもいるのですが、何かと気になるシマウミスズメの子供です。なかなか正面を向いてくれないのが困ったところです。
今日はコブダイが2匹小牛の湾内をウロウロとしていました。2匹ともホンソメワケベラを引き連れて悠々と泳いでいましたよ。
水温は22度台で安定していますので寒く感じることは無くなって来ました。(あくまでも私の感覚ですよ(^^ゞ)
今日はツノダシも見つかったそうです。この調子なら黒潮に乗ってやってきた季節来遊魚も元気に過ごしてくれそうです。
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