ベタ凪の海でウミウシ三昧|雲見

暖かい日差しが降り注ぐ雲見。
これだけでも嬉しいのに今日は波もうねりもないベタ凪の海。
今日はウミウシリクエストですから水中で揺られることなくウミウシを見られそうです。

■ 天気 晴れ
■ 気温 23℃
■ 水温 18.5℃
■ 透明度 12m
■ 透視度 10m
(写真はクリックすると拡大します。)

1本目 水路下の洞窟 ⇒ Hの穴 ⇒ ブルーコーナー

海はこのようにベタ凪です。最高のコンディションですね。
ベタ凪の牛着岩

1本目は水路下の洞窟からHの穴を重点的に探しました。
まずはナンヨウウミウシを確認しに。ナンヨウウミウシは西太平洋熱帯域が生息域とされているウミウシですが今年1月にもこの付近で見られていました。
そして今回2個体いましたので探せばもっといるかも知れません。たくさん見つかったらここで繁殖していると考えていいのでしょうか?
ナンヨウウミウシ

コールマンウミウシも南方系のウミウシです。この子はかなり大きく成長していますね。
コールマンウミウシ

シロタエイロウミウシです。大きな個体のそばに小さな個体が寄り添っています。
シロタエイロウミウシ

他に見たウミウシは、

ウスイロウミウシ
オセロウミウシ
センテンイロウミウシ
セトイロウミウシ
キャラメルウミウシ
ノウメア・ワリアンス
オトメウミウシ
リュウモンイロウミウシ
ヒブサミノウミウシ
ハクセンミノウミウシ属の一種
ヒュプセロドーリス・クラカトア
マツカサウミウシ属の一種
フタスジミノウミウシ
ニシキウミウシの幼体
アオウミウシ属の一種
シラユキウミウシ
アオウミウシ
シロウミウシ
サラサウミウシ

と、計22種類でした。

ウミウシ_1
ウミウシ_2
ウミウシ_3
ウミウシ_4

ウミウシ限定リクエストですが、昨日アイダイブの金子さんが見つけたベニカエルアンコウの幼魚は是非見たいと途中に行ってきました。教えられたところに行くと・・・
ベニカエルアンコウの幼魚

いました!
1cmにも満たない幼魚でした。ベニカエルアンコウの幼魚って初めて見るかもしれません。

時間となったのでブルーコーナーの上で安全停止です。
その時にいたカエルウオの仲間です。
カエルウオの仲間

2本目 大牛の洞窟

2本目はウミウシのメッカ(?)大牛の洞窟です。
特別珍しいものは見つかりませんでしたが、常連さんというかいつものメンバーが揃っていました。

コイボウミウシ
アカネコモンウミウシ
イガグリウミウシ
センテンイロウミウシ
ムラサキウミコチョウ
シラユキウミウシ
センヒメウミウシ
リュウモンイロウミウシ
ノウメア・ワリアンス
アオウミウシ属の一種
アカボシウミウシ
コモンウミウシ
セトイロウミウシ
サガミイロウミウシ
ジュッテンイロウミウシ
ヘリシロイロウミウシ
ニシキウミウシの幼体
ヒブサミノウミウシ
アオウミウシ
シロウミウシ
ウスイロウミウシ
サラサウミウシ

と今回も22種類のウミウシと出会えました。

ウミウシ_5
ウミウシ_6
ウミウシ_7
ウミウシ_8
ウミウシ_9

頑張ってミノウミウシの仲間を探したかったのですが、残念ながらあまり目に入って来ませんでした。
それがちょっと悔しかったですね。

 

今日はウミウシに限ったダイビングとなりましたが、中層にはキビナゴクロホシイシモチ、スズメダイなども群れていますし、ハナタツなどのアイドルもいます。
もちろん地形はいつでもダイバーを待っています。
色々な楽しみ方ができる雲見にぜひ遊びに来てください。

写真提供はYayoiさんです。ありがとうございました。

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