しとしとと一日中降り続く雨・・・。すっきりとしませんね。
ただ気温が下がらなかったのが救いです。
この雨の中、今日は雲見に浮気して黄金崎ビーチに行ってきました。
■ 天気 : 雨
■ 気温 : 15℃
■ 水温 : 15.5℃
■ 透視度 : 13~15m
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 ゴロタ沿い ⇒ -16mケーソン ⇒ 第2ケーソン
2本目 ゴロタ上 ⇒ -16mケーソン ⇒ 4連ケーソン
エントリーしてちょっと水面移動しながら驚いたのは潮色の青さでした。
春濁りはどこへやら。
青い海が広がっています。この時期ではちょっと信じられないくらいの透明度です。
(この時点で、これだけ綺麗だったら雲見の地形で遊べばよかったかなとちょっと反省(笑))
今日の最大水深は17m位だったのですけど、そこから上を見上げても水面がはっきりと見えていました。
だから太陽が出ていなくても水中が暗く感じずにすみました~♪
ここ西伊豆の黄金崎ビーチにもダンゴウオがいたんですって!!
でも数日前から行方不明になっちゃったそうです。西伊豆では貴重なダンゴウオですから残念ですね。
雲見の牛着岩でも田子の湾内でもこの時期フクロノリという海草がいっぱいあるのですけど、何故か黄金崎ビーチには殆どありませんでした。
それだけでも春というのを忘れてしまいそうな海です。
だから見られるウミウシも雲見とは全く違います。
今日一番数多く見られたのはヒイラギウミウシです。黄金崎ビーチにはシロガヤがいっぱい生えていますがそれを丁寧に見ていくとあちらこちらで見ることができます。
本当にたくさんいるから白っぽいのから茶色までカラーバリエーションもとっても豊富でしたよ。
他にもドングリガヤにミレニアムマツカサウミウシがいたり、クロガヤにはゴシキミノウミウシがいたりと、今の黄金崎ビーチにはガヤに棲息するウミウシがたくさん見られました。
マンリョウウミウシの近くには同じくブツブツ系のヤマトウミウシも!
このウミウシは久しぶりに見ました!!
長~く伸びていたのはスミゾメミノウミウシです。2匹いますね。
この2匹は随分長い間同じ場所に居ます。
まだ小さな成長していないミルには、成長途中のヒラミルミドリガイも。
ミルの成長とともにこちらも大きくなっていきます。
これはメイタガレイの幼魚です。真っ白で貝殻に擬態しているんでしょうね。
もっと小さい時は透明感があるのですが、これくらいに成長すると色以外は成魚と変わらなくなってきます。
砂の上にはマゴチが!
誰かに上から潰されたような表情じゃないですか(笑)
この白いのはコウイカの卵です。
中の赤ちゃんがだいぶ成長しているのがわかりますよ。ハッチアウトも間近です。
こちらはヤリイカの卵。でもよく見たらもうハッチアウトした後でした。
砂地を泳いでいたらちょっと珍しい光景に出会いました。
本来砂の上にいて砂に擬態しているカレイの仲間(コウベダルマガレイかな)の子供が群れて中層を泳いでいました。
この写真じゃわかりづらいのでちょっと色補正をしてみました。これなら少しわかりやすいと思います。
それにしてもこんな光景を見たのは初めてです。どんな意味があるんでしょうね?
サンゴタツです。ここでしか見たことがないタツノオトシゴの仲間です。
今日は砂地にポツンといました。
ミズヒキガニです。シロガヤの切れ端を持っているのがアンテナみたい。
本当ならシロガヤの近くにいてこれでカモフラージュしているはずが、シロガヤから離れたら逆に目立ってしまいますよ(笑)
イヤゴハタの幼魚ですね。この子も前からいますけど、だいぶ大きく成長してきました。
成長してきたのはこのイロカエルアンコウも。雲見の大牛湾内にいる子と同じくらいの大きさでした。
もちろんお馴染みのハナタツ(この子は1年以上観察されています)も見ることができました。
そして最後はミナミクモガニです。ちょっと前まで通称でオランウータンクラブと言われていたのですけど、漸く和名が付けられました。
雲見とは環境が違うから普段とは違う生き物がたくさん見られました。
久しぶりの黄金崎ビーチも楽しかったです!!
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