何だか久しぶりのダイビングになってしまいました。
体調不良で寝こんだり、東京へ展示会を見に行ったり、打ち合わせがあったり・・・
ちょっと緊張気味の(笑)1週間ぶりのダイビングです。
■ 天気 ： 晴れ
■ 気温 ： 11℃
■ 水温 ： 15～15.5℃
■ 透明度 ： 13～15ｍ
■ 透視度 ： 12～15ｍ
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 -16ｍケーソン ⇒ ゴロタ沿い
2本目 -16mケーソン ⇒ 4連ケーソン
今日は西風で残念ながら雲見はクローズだったので、ゲストと相談して黄金崎ビーチに行ってきました。 
ビーチは時折波が打つ寄せてくるものの、エントリー口を選んだり波のタイミングを見計らえば問題ない程度。
潜っても沖の方はちょっと揺れがありましたが、それも小さくて場所限定。
楽しく潜ってきました。
さてさて、今日はゲストとマンツーマン。
いろいろとダイビングスキルで気になることがあるようですし、カメラも新しく買ったのでカメラの練習もしたい。
だったらトータルでスキルアップしましょうと勇んで行ってきましたよ。
スキルの方は潜る前にお話したり、水中でスレートの書いて伝えたり、潜った後にお風呂で話したりとできるだけ時間をとってお教えしました。
水中写真は誰かから教わらないとわからないことだらけですから、初歩の段階から説明です。
私が教えた生物以外にも、自分が気になった生き物を遠慮無く撮ってもらいました。
気になるものをうまく撮りたいと思う気持ちが上達の第一歩です！
そして1本目と2本目の水面休息中に気になったことを何点か教えたところ、それを実践してすぐに上達したことがありましたよね。
スゴイと思いますよ。
そんな感じで潜った海の中はと言いますと・・・
黄金崎ビーチもウミウシの数が増えてきましたね。
砂地やガイドロープにはここの常連といえるクロヘリアメフラシがあちこちにいました。
中には軽い揺れに飛ばされてそのまま泳ぎ始める子もいたりしていました。
クロヘリアメフラシに似ていますが、こちらはアマクサアメフラシの子供です。
なぜだか頭を持ち上げて口を開いちゃっています。 
スミゾメミノウミウシは大小並んでいました。その間には大量の卵塊も！！
お二人が産んだ卵なんでしょうね。 
地味系ではクロミドリガイ。ピンボケ写真でごめんなさい。 
イロカエルアンコウもいました。
こちらは以前からいる個体。既に5cmオーバーの大きな子です。 
このイロカエルアンコウは最近登場したんですって。大きさは雲見のおチビちゃんと同じくらいかな。
可愛らしい子でした。 
ゲストが見つけて喜んでいたのはミサキコウイカかな。
結構追いかけていました(笑) 
スナダコもいましたよ。砂の中にから目だけを出して、入り口は貝殻などでカモフラージュ。
外敵から身を守るために工夫していますよね。 
オオモンハタです。岩陰で動かずにいいモデルになってくれました。 
カワハギは口から水を吹き出して砂を飛ばして食事中です。 
砂の上には沢山のサビハゼもいます。
あまり気にするダイバーはいませんけど、よくよく見たら口の下に白いヒゲがあったり、綺麗な目をしている子なんですよ。 
この透明な子たちはネンブツダイの幼魚かな。
ネンブツダイも小さいうちは体が透明なんです。雲見でよく見るサクラテンジクダイみたいです。 
ツノガニが海草に乗っかってゆらゆら揺れていました。
ゲストにカニだよと教えてもわからなかったみたい・・・
写真を見て脚などがわかったら理解してくれました。
それ程上手に擬態しているんですよ。 
そしてこの子はサクラダイの子供です。
1本目に見てもう1回見たいとのことでしたので2本目にも見に行っちゃいました。
色も綺麗ですし、サイズも綺麗。
他のサクラダイに比べて動きも少ないのでこの子は狙いめなんです(笑) 
他にもいろいろと見てきました。
そうそう、100匹くらいのボラの群れもいたりして、マクロに群れにと充実した一日でした。
明日は西風が弱まるから雲見に行けるかな。
写真提供は、Shunichiさんです。ありがとうございました。
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