今日も快晴。
猛暑日一歩手前となりましたが、関東から来たゲストさんは皆口を揃えて松崎は涼しいと言うんです。
皆さん、くれぐれも熱中症になりませんように。
海はほぼベタ凪でした。
■ 天 気 : 晴れ
■ 気 温 : 34.2℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水 温 : 21~26℃
■ 透視度 : 5~8m
1本目 グンカン ⇒ 大牛の洞窟
2本目 小牛横 ⇒ 小牛裏
今日は昨日の予告通りウミウサギの仲間を中心にマクロ撮影会をしてきました。
古代の中国などで貨幣の代わりに使われていたのがタカラガイです。
ウミウサギの仲間ってタカラガイの仲間の親戚なんです。
雲見で一番よく見かけるウミウサギの仲間ってベニキヌヅツミかな。
ウミウサギの仲間もタカラガイ同様宿主に似せた外套膜で貝殻を覆っていますが、刺激を与えたりすると外套膜を貝殻の中に隠してしまいます。
これは外套膜を隠しかけたベニキヌヅツミです。
ベニキヌヅツミが3匹まとまっていた(写真に写っているのな2匹ですが)と思って撮った写真にトガリアヤメケボリも写っていました。
写真の右上に写っている小さな貝です。
これはムラクモキヌヅツミです。
トラフケボリもよく知られているウミウサギですね。
トラフケボリの貝殻は外套膜と同じ黄色なんです。
ウミウサギを探すきっかけとなったホソテンロクケボリです。
赤いのもいますが、貝殻にオレンジの縁取りが見えますからこちらも色違いのホソテンロクケボリだと思います。
ホソテンロクケボリにそっくりですけど突起の色が黄色いからこれはツマニケボリですね。
よく見たら触覚や目が見えるー!
実はこのソフトコーラルにいっぱい集まっていたんです。
いっぱいいるのがわかりますか?
これはテンロクケボリです。
こっちのテンロクケボリにはハートマークがあるー!
本当はもっといっぱい見つけたかったのですけど、実は始めてもらったウミウサギリクエスト。
精進して次回はもっと見つけます!
ウミウサギを探していたら見つけたイソバナカクレエビ。
今年お初です。
イソギンチャクエビのペアです。
お腹にいっぱい卵を持ったクリアクリーナーシュリンプ。
そして久しぶりに生存確認ができたバイオレットボクサーシュリンプです。
すぐに隠れてしまったのでピントが合わず証拠写真しか残せませんでしたけど、まだペアでいるのがわかって良かったです。
最近増えてきたウミウシも少々。
ヤグルマウミウシ
ハクテンミノウミウシのおチビちゃん。
これはハクセンミノウミウシモドキ。
久しぶりに見ました。
これはゲストさんが見たかったフタスジリュウキュウスズメダイ。
昨年の高水温でサンゴが減ったので今年は数が少ないです。
鮮やかなツートンカラーのセナキルリスズメダイ。
本来南国の魚のアオハナテンジクダイや
アオスジテンジクダイはすっかり雲見の常連となりました。
スケスケのサクラテンジクダイも見てきました。
これはミナミじゃなくてハコフグかなぁ。
愛くるしいマツバギンポもいました。
いつも場所を変えているオオウミウマも無事にGet!
私がウミウサギを探している間にゲストさんはガラスハゼを見つけたり
ノコギリヨウジを見たりしていたんですけど
何よりも驚いたのは大きなヒラメが何かの魚をくわえて泳ぎ去ったのを見たんですって。
すごーい。
こうやってウミウサギを見てみるときれいな色をしたものばかりですね。
またリクエストがあったら探してみます。
写真提供は、Hitomiちゃんです。ありがとうございました。
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