秋の黄金崎｜黄金崎ビーチ《2023.09.21》

秋雨前線が降りてきて今日は不安定な天気になりました。
朝には豪雨に雷。
晴れたと思ったらまた雨。
海は穏やかだったんですけどね。

■ 天　気　：　曇り時々雨一時晴れ
■ 気　温　：　30.0℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水　温　：　24～28℃
■ 透視度　：　8～10ｍ

今日は日曜日に黄金崎ビーチで潜るのでその下見に行ってきました。
見られる生き物のチェックなので潜水エリアの端から端まで泳ぐことになりましたけど、半分ファンダイビングです
秋の黄金崎ビーチと言えばやっぱりネジリンボウ。

とは言え、ネジリンボウはこれ1匹だけ。
後は全部ヒレナガネジリンボウでした。
でもヒレナガネジリンボウはいっぱいいましたよ。
この子は2cmにも満たないおチビちゃん。

ここにはダイバー慣れしたヒレナガネジリンボウが多くてどれくらい大きく写真が撮れるかチャレンジしてみました。
ターゲットはこの子。
これ以降のヒレナガネジリンボウの写真は全てトリミング無しのものです。

ゆっくりと近づいて行って…
するとカメラのモニターいっぱいに写るくらいまで近づけました。
同居のコトブキテッポウエビもバッチリ写っていますね。

そこからデジタルテレコンをONにして更に近づいたら…
顔のアップが撮れました！

すごいですね。これがトリミング無しの写真ですよ！
ちょっと画像が荒くなりますけど、肌の質感までわかります。
さすがTG-6。
この設定の仕方を教えて欲しい人は遠慮なく聞いてください。

お遊びはここまでにして、他にもハゼの仲間はハチマキダテハゼの子供とか

尻尾がきれいなヤノダテハゼに

背ビレが特徴のオニハゼ属の1種等がいました。

それからニシキフウライウオが3匹。
これを確認するために西の端から東の端まで泳いだようなものです。
3匹全てオスだったのですけど、それぞれ色が違っていたんです。
まずはいつもの赤っぽい子。

クロガヤには赤黒い子が付いていました。

そして写真ではうまく色が伝わらなくなってしまいましたが、黄色みがかった子もいました。

ちょっと前までは赤黒い子がペアになっていたそうですから、どこかにメスはいるはずなんですけどね。
ちなみにカミソリウオはペアでいましたよ。

それからチンアナゴがおかしなことになっています。
下の写真には2匹しか写っていませんが、ここだけでも5匹。

他の場所にいる子も合わせたら10匹位いるんじゃないかな。

今年は黄金崎ビーチでなかなか見つからないと嘆きモードのイロカエルアンコウ。
水深2m位の浅い場所にいました。

ミツボシクロスズメダイの群れに混ざってアカオビハナダイの子供が5匹位いました。

これはタコベラ。
ヒレを広げたら綺麗なはずなのに、何故がヒレがボロボロで可哀想でした。

砂に隠れるマゴチです。

これはシロブチハタの子供ですね。

お腹を膨らませていたキタマクラがいました。
何かに襲われたのかな？

ツバメウオの若魚もいましたよ。

エントリー口にもロウソクギンポや

シマハギなどがいて最初から最後まで楽しめました。

さて、余談になりますけど安全停止をしていたら、顔の周りにホンソメワケベラがやってくるんですよ。

それが耳の中に入ったり唇を噛んだりして、人間をクリーニングしてくれるんです。
何故こんなことを覚えたのかわかりませんが、この子に出会ったら要注意です笑

こんな感じで色々見てきて場所も確認できて、週末の準備はOKです。
まだ予約に空きがありますから、この子達を見たかったら遊びに来ませんか？
お待ちしています！

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