秋の激流|雲見《2021.10.02》

台風が去って台風一過の青空が広がりました。

牛着岩の後ろには富士山もみえていました。

海はうねりが少し残っていましたが、概ね穏やかでしたよ。

雲見 牛着岩

■ 天 気 : 晴れ
■ 気 温 : 29.6℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水 温 : 26.5~27℃
■ 透視度 : 8~10m
(写真はクリックすると拡大します。)

1本目 -24mのアーチ ⇒ 小牛の洞窟 ⇒ Hの穴 ⇒ クレバス下 ⇒ 島前

2本目 小牛裏角 ⇒ 小牛横砂地 ⇒ 小牛横 ⇒ 小牛前

台風の通過後でしたから濁りを覚悟していたのですけど、白っぽい潮ながら意外と見えていました。

この件は一安心だったのですが、苦戦したのは流れ。

特に2本目は激流との戦いになりました。

久しぶりの激流に翻弄されたなぁ。

でもそんな激流にも負けずマクロダイビングに勤しんできました。

最近の定番となりつつあるスケロクウミタケハゼ。
スケロクウミタケハゼ

ガラスハゼは揺れるムチカラマツでもしっかりと付いていました。
ガラスハゼ

小牛横の”ハゼ場”は台風前と様子が一変。

目印にしていたサークルは全て無くなっていて、一面に大きな砂紋ができていました。

たぶんテッポウエビが掘った巣穴は全部潰れてしまったんでしょうね。

でもテッポウエビは働き者でいくつかの巣穴は復活していました。

ヒレナガネジリンボウ。
ヒレナガネジリンボウ

ネジリンボウもいたのですが、すぐに隠れてしまって写真はなし。

ヤノダテハゼも出てきていました。

尾びれが綺麗なのは有名ですけど、大きく広げた背びれも綺麗なんですよ。

今日は隣りにいるダテハゼがヤノダテハゼの巣穴に入ろうとちょっかいを出していました。

その度にヤシャハゼが撃退していて何とか巣穴を守っていました。
ヤノダテハゼ

ヤシャハゼは残念ながらまだ出ていませんでした。

ウミウシはクロスジリュウグウウミウシの仲間や
クロスジリュウグウウミウシ

極小のサラサウミウシに
サラサウミウシ

極小アオウミウシのペア。

小さい子たちは早く大きく成長して欲しいですね。
アオウミウシ

ルージュミノウミウシや
ルージュミノウミウシ

マダライロウミウシは台風のうねりを乗り越えてくれました。
マダライロウミウシ

メガネゴンベ(下写真)やスジタテガミカエルウオはサンゴに隠れて台風をやり過ごしたのかな?
メガネゴンベ

キリンミノは大小いましたね。
キリンミノ

そしてこれはオシャレカクレエビです。

人の顔に見えますね。
オシャレカクレエビ

Hの穴の魚の群れは倍増していました。

キンメモドキの群れの中を泳いで
キンメモドキ

ゲストさんを確認したんですけど、
Hの穴

この後すぐにクロホシイシモチがやってきてゲストさんが見えなくなるんです。

もうそのくらい魚が多いんですよ。
Hの穴-2

台風の影響が少なくて良かったです。

明日はもっとうねりが小さくなる予報です。

だから明日も雲見を潜りますよ。

写真提供は、Shoichiさんです。ありがとうございました。


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