雲見の絶好調の秋の海はまだまだ継続中でした～♪♪｜雲見 | 雲見・西伊豆のダイビングなら《アクアティーク》

青空は広がっているのですけど、気温が上がらず、それに西風が強く吹いていたので肌寒く感じる一日でした。

雲見の沖には白い風波が立っていましたけど、潜ってしまえばほんの少しのうねりを感じる程度。
それよりも強い流れに悩まされました・・・。

■ 天気：晴れ
■ 気温： 21℃
■ 水温： 21℃
■ 透明度： 12～15ｍ
■ 透視度： 10～15ｍ
(写真はクリックすると拡大します。)

1本目 -24mのアーチ ⇒ たて穴前 ⇒ 小牛裏 ⇒ 小牛横 ⇒ 湾内 ⇒ ブイ

2本目 -24mのアーチ ⇒ 大牛の洞窟 ⇒ -16mのアーチ ⇒ ブイ

ツアーに行ったり何だかんだで9日ぶりの雲見となりました。
潜ってない間に見つかったというカミソリウオ。
今日は早速見に行ってきました～！
教えてもらった場所から少し離れた場所にいました。
仲良くペアでゆらゆら揺られていました～♪
この後元の位置に戻ったみたいです。

あとは今まで見られていたアイドル達に一通り挨拶です。
テングダイのペアはいつもの様に-24mのアーチで並んでいました。
この子たちを見ると雲見で潜っているって気がします(笑)

カエルアンコウフィーバーはまだ継続中。
クマドリカエルアンコウは白・黄色両方共いました～！
でも両方共影に隠れていたから見つけるのが大変でした。
ボロボロになった海草の下に隠れていたのは白い子。

黄色い子も海草の下・・・。本当に苦労します・・・。

黄色のベニカエルアンコウはいつものヤギの根元。でも今日はちょっと見やすかったです。

イロカエルアンコウの子供もちゃんといましたよ。
とっても小さいけど黄色いからよく目立つ子。

オレンジ色の子はカイメンと見間違いそうです。

お次はクマドリカエルアンコウと人気を二分しているフリソデエビ。
相変わらず2ペアで仲良く並んでいました。

ハナタツです。何匹かいるはずなんですけど今日は1匹しか目に入ってきませんでした。
明日また探してみます。

今雲見ではたくさんの甲殻類が見られるですよ。
さっき紹介したフリソデエビの他にも南方系なのがこのゴシキエビの子供。
久しぶりに見に行ったのですけど、同じ場所に来てくれました。

アイダイブの金子さんが教えてくれたのがこのアカスジカクレエビ。真ん中上部に写っている卵を持った個体の他にもピントは合っていませんが2匹写っていました。

クリアクリーナーシュリンプを見に行ったら今日も真っ白な個体がいました。やっぱりよく目立ちますね。

岩の隙間からギロッと睨んでいたのはスベスベマンジュウガニ。
ガンダムには詳しくないですけどこんなモビルスーツいませんでしたか？？

ザラカイメンの中に隠れていたその名もザラカイメンカクレエビ。

似ていますけどこちらはクシノハカクレエビ。
ハサミの大きさが違うので見分けがつきます。

小さなサンゴの中に隠れているアカテヒメサンゴガニ。
ここには2匹いましたよ。

同じように見えますけどこっちはヒメサンゴガニです。

他にも探せばエビ・カニは盛りだくさん。
エビカニ好きにはたまらないシーズンですよね(笑)
魚の仲間の中で人気はミナミハコフグの幼魚かな。
今日は機嫌がいいのかずっとカメラの方を向いていてくれました。

イッテンフエダイです。これといって派手さはないのですけどこの子も季節来遊魚です。

イッテンフエダイを見ていたら頭上にツムブリが2匹で泳いできました。
久しぶりの回遊魚です。

キリンミノカサゴの幼魚もいました。

オキナワベニハゼです。やっと居着いていてくれたようです。

アカイソハゼかなと思って写真を撮って、お店に帰って見てみたら微妙に違う・・・
どうやらチゴベニハゼのようです。

そして大牛の洞窟の入口付近のキンメモドキの子供の群れです。
光を当てるとキラキラ光ってきれいですよ。

ウミウシもだいぶ数も種類も増えてきた気がします。
本格的には探していませんけど、泳ぎながらでも目にするようになってきました。
下の写真はミチヨミノウミウシです。

そして今日一番の失策がこれです。
小さな白っぽいウミウシがいるな。シロウミウシの子供かななんて思いながら証拠写真のつもりで1枚だけ撮ったのがこの子。
お店に帰って大きくしてみてみたら、まだ見たこともないウミウシでした・・・。
調べてみたらどうやらクロモドーリス・ストリアテラという一度では名前が覚えられそうにないウミウシみたい・・・。
詳しい場所もうろ覚えだし、また会えるといいなぁ～。

そんな失敗もありましたけど、それだけいろいろな種類の生き物達がいるということなんですよね。
絶好調の秋の海はまだまだ継続中です。
楽しかったですよ。