明け方に降っていた雨も止んで、雲見に着く頃には青空が覗いていました。海も穏やかで言うことなしです。
雲見の砂浜では14日に行われる海賊料理まつりの準備もすっかり整って後は観光客を待つばかりとなっていました。
■ 天気 晴れ
■ 気温 26℃
■ 水温 25℃
■ 透明度 15~18m
■ 透視度 12~15m
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 大牛の洞窟 ⇒ グンカン
2本目 小牛の洞窟 ⇒ Hの穴 ⇒ たて穴前 ⇒ ブルーコーナー ⇒ ブイ
3本目 小牛横 ⇒ 魚礁 ⇒ 小牛湾内
やっぱり透明度が良くなっていると気持ちいいですね。水温も25度台に戻っていましたからとっても快適にダイビングができましたよ(^^)v
そんな中、ちょっと勿体無いですけど地形は2の次にしてマクロウォッチングを楽しんできました。だって、かわいらしい季節来遊魚たちがいっぱいいるんですよね。
まずはみんなの人気者のミナミハコフグの幼魚です。追いかけると逃げちゃうので程よい距離感を保たないといけないんですよ。
この子はセダカスズメダイの幼魚です。今日はブルーコーナーと水路の浅場で見かけました。探せばいっぱいいるのかもしれませんね。
地味ですけどムナテンベラの幼魚もあちこちで見かけます。胸ビレの赤い点が特徴なのですけど、ちょっとだけしか写っていませんがわかりますか?
サザナミヤッコの幼魚は3ヶ所で確認できました。今年も当たり年かもしれません。
この子はミナミギンポの子供でしょうか。かすかに笑ったような顔がとっても可愛らしいんですよね。
この間見つけたブイの近くのヨコシマクロダイです。結構同じ場所に居着いてくれる魚ですから暫く見ることができるかもしれません。
まだまだ季節来遊魚はいますよ。
今年は特に数が多く見られるのがミツボシクロスズメダイです。一つのイソギンチャクに10匹くらい入っていることもあります。
コガネスズメダイの幼魚もいたるとこにいますよ。黄色い体がよく目立ちます。オレンジ色の魚はキンギョハナダイの幼魚です。
南の海から来たのは魚だけではありません。
南のウミウシの代表はトルンナ・プルプロペディスですね。カイメンの隙間に埋もれるようになっちゃいました。
甲殻類ならウミウシカクレエビが人気です。できればウミウシに乗っている個体に出会いたいんですけどね。
まだまだい~っぱいいる季節来遊魚。マダラタルミの幼魚がいたなんて情報もありましたから、これからどんな生き物が見つかるかとっても楽しみですね。
季節来遊魚以外でも人気の生き物たちはたくさんいましたよ。
大牛の洞窟ではいつもの様にウツボに乗ってクリーニングしているクリアクリーナーシュリンプがいましたし、スケルトンなサクラテンジクダイは大小たくさんいます。岩の隙間にはコクテンベンケイハゼとかオトヒメエビがペアでいたりと忙しいんですよ。
そして光を当てるとすぐに隠れてしまうのでなかなか姿をゆっくりと見られないアカネテンジクダイが今日はサービス満点で写真まで撮らせてくれました(^^)
ハートの形をした尾びれが特徴です。
下の写真はイソバショウガイと思われる貝(白丸)が産卵をしているところです。柱状に見えるのが卵なんですよ。写真では判りにくいですけど、赤い矢印のところにも小さな貝がいるんです。この小さな貝はヒメヨウラクの仲間だと思いますけど、この小さな貝はイソバショウガイの卵に穴を開けて卵を食べているんです。この2種の貝は近い親戚なのですけど自然の摂理って残酷でもありますね。
ブイの近くのベニカエルアンコウですけど、ちょっとだけ移動していました。その移動先ですけどこの間も隙間にいたのですけど、今日はもっと狭くてもっと見づらい場所に移動していました。ちょっとダイバー泣かせのベニカエルアンコウですね。
ガラスハゼもいましたけど、かわいそうに寄生虫に取り憑かれていました。
コマチコシオリエビなんかもいて時間が足りないくらい被写体がいっぱいでした。
このクロホシイシモチを狙っていたのかな?岩の上には大きなヒラメが横たわっていました。
透明度が上がると気分も高揚しますし、生きものいっぱいで楽しさ100倍。
明日からの3連休が楽しみデスね(^^)v
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