焦らずに回復を待つしかないかな(^_^;)|雲見

今日も気持ちがいい秋晴れです。富士山も雄大な姿を見せています。
でも、朝晩はちょっと涼しくなってきました。お泊りで遊びに来る方はご注意ください。

■ 天気 晴れ
■ 気温 28℃
■ 水温 25~26℃
■ 透明度 6~10m
■ 透視度 6~8m
(写真はクリックすると拡大します。)

1本目 ブイ ⇒ クレバス ⇒ Hの穴 ⇒ たて穴 ⇒ Hの穴 ⇒ ブルーコーナー

2本目 ブイ ⇒ -16mのアーチ ⇒ グンカン

3本目 島裏 ⇒ 小牛の洞窟 ⇒ ブルーコーナー ⇒ 水路下の洞窟 ⇒ ブイ

今日は今朝電話で頼まれて古巣のお手伝いでガイドをしてきました。
ゲストは仲良し4人組。先輩後輩関係の男子です。
群れとか大きな魚が見たいと言われたのですけど・・・、結果として昨日と透明度は変わらず。
遠目では魚が見づらい海況ですからご希望を叶えるのはちょっと難しかったです。
自然のことですから焦らずに透明度が回復するのを待つしかないですね。

それでも海の中は何かと賑やかなんですよ。
キビナゴの群れもいましたし、カンパチがキビナゴに襲いかかるのを見たゲストもいました。
Hの穴のクロホシイシモチネンブツダイの群れは視界を遮るほどですし、あちこちでイサキも群れていたんです。
メジナもいっぱいいたし、ブダイが群れる珍しい(?)シーンも有りました。
大きなマダイコロダイがシルエットになっていたりと頑張ってリクエストに応えていきましたよ。
これで透明度が良かったら本当に迫力がある光景だったのにと残念です。

透明度にあまり関係しないマクロ生物も充実していましたよ。
最近数が少ないと嘆いていたウミウシですけど、今日はこんなきれいなウミウシを海冒主の真野さんに教えてもらいました。
トルンナ・プルプロペディスという舌を噛みそうな学名が付いていて、まだ和名がないんですって。
私もお初にお目にかかります。
トルンナ・プルプロペディス

それからこんな子も登場です。コンシボリ!!これも真野さんに教えてもらってかつ写真も頂いちゃいました。
真野さん、ありがとうございます!!
コンシボリ

オビテンスモドキの幼魚は今年の初物です。ゆ~らゆら揺れて落ち着かないのが難点です。写真も頭が下になった瞬間になっちゃいました。
オビテンスモドキの幼魚

昨日のトゲチョウチョウウオの幼魚に続いてフウライチョウチョウウオというチョウチョウウオの仲間の幼魚です!!!似ていますが違うんです(^^)。
フウライチョウチョウウオの幼魚

さて、ログでも紹介することが多いスジタテガミカエルウオですけど、今日の子はちょっと違う感じがしませんか?
スジタテガミカエルウオ
昨日ログで紹介した個体の写真と比べてみてください。
色も違いますし、口の上の白い模様の入り方も違うでしょ。以前一度だけ目撃して2匹いるかもと噂されていたもう一方の個体のようです。
やっぱり2匹いたんですね。

洞窟の中にはコウイカの仲間がいました。プクッとして可愛らしいですね。この眠そうな目も大好きです。
コウイカの仲間

キクメイシ(産後の名前です)の穴の中に隠れていたのは、名前を初めて聞くと冗談でしょと思っちゃうスベスベマンジュウガニです(^o^)。
名前は可愛らしいですけど、このカニの身にはフグと同じ毒があるというちょっと怖いカニなんです。
スベスベマンジュウガニ

こちらはとってもちびっこですけど、サンゴの隙間に隠れているアカテヒメサンゴガニですね。
アカテヒメサンゴガニ

 

こんな風に濁っていても地形は楽しいですし、マクロ生物もいっぱいいます。
だから雲見は飽きないんですよね(^^)v

===========


↑アクアティークのfacebook pageです。よかったら「いいね」をクリックしてください。

コメント

} });