今日から3日間、雲見を留守にして安良里・黄金崎ビーチをお手伝いでガイドしています。
毎年この時期に団体さんでやってくる『日本シニアダイバーズクラブ』さんのガイドなんです。
皆さんシニアとはいえ、経験本数が1000本を超える方もいますし、毎年海外に出かけて潜っている強者ばかりなんですよ。
■ 天気 : 晴れ
■ 気温 : 32℃
■ 水温 : 19~24℃
■ 透明度 : 10~12m
■ 透視度 : 12~13m
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 沖の根
2本目 沖の根
3本目 根崎
ほぼ1年ぶりの安良里のボートダイビング。
沖の根はトビエイがよく出ることでも有名ですよね。
もちろん狙いはトビエイで向かったのですけど、水深8m付近にサーモクラインができていてそれより深いと水温が19~20度位(@_@)
トビエイがよく出るエリアは水深も深目なのでトビエイを待ちきれずそそくさと退散しちゃいました。
ゲストが”寒いオーラ”を出していましたし・・・(^^ゞ
まあ、流れもなかったのでそこで待っても見られるかどうかはわかりませんからね。
浅場に移動しながらクマノミの赤ちゃんとかガンガゼカクレエビなどを紹介して、ゆらゆらと揺れるサーモクラインを超えて浅場に行くとそこは天国のようでした\(^o^)/。
水温は暖かいし、光が差し込んできて水中は明るいし、色んな魚が群れているんです。
雲見で言うならブルーコーナー付近かな。
一番目につくのはキンギョハナダイの群れでした。キンギョハナダイがかたまっていたエリアは水がオレンジ色に染まったのかと思うくらいいっぱいいました。
ここでもニシキベラが盛んに産卵・放精をしていました。その上方でメジナが待ち構えて産みたての卵を食べているところまで雲見と一緒(^^)
マアジの子供は少し金色がかった体が陽の光を反射して、綺麗に光って見えました。
そして群れの中を悠々と泳ぐ巨大なマダイ。今まで私が見たマダイの中でもトップクラスの大物でした。ダイバーを恐れることなく私達の目の前をゆっくりと泳ぎ去る姿は貫禄がありました。
この浅場は見応えったなぁ。
次のダイビングもここだけで30分いてもいいというゲストがいたくらい。
とても癒やされた沖の根となりました。
3本目も沖の根に行こうとしたのですが、風が吹いてきて水面に波が出てきたので、安全策をとって「根崎」というポイントに行きました。
ここは浅場がゴロタで徐々に深くなり、その先に砂地が広がる黄金崎ビーチのようなポイントです。
ただ、ここも深くなると水温が下がってしまったため、ほとんどゴロタの上で潜っていました。
今日はゆっくりと探していませんが、砂地の砂は荒目なので黄金崎ビーチとは生息する生き物が違うんだろうなと感じました。
残念ながら事前の情報が無かったのでこれと言って目新しい生き物は紹介できませんでしたけど、いきいきと大きく育ったソフトコーラルがあったりしてとてもきれいなポイントでした。
のんびりと潜るには良いポイントですね。
漁師さんがここはウミガメもいたんだぞと言っていたので密かに期待していたのですが、それもまた夢に終わりました(^^ゞ
明日もシニアの方たちとのんびりダイビングです。
海が穏やかだといいですね。
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