今日は強い日差しも照りつけず、気温も上がらずにとっても過ごしやすい一日でした。
でも、夏は本番を迎えています。日が徹底なくても日焼け止め対策・熱中症対策は十分に行ってくださいね。
■ 天気 曇り時々晴れ
■ 気温 27℃
■ 水温 20~23℃
■ 透明度 6~10m
■ 透視度 6~8m
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 -24mのアーチ ⇒ たて穴 ⇒ 大牛の洞窟
2本目 小牛裏 ⇒ 魚礁 ⇒ ブイ
3本目 大根
昨日の大雨で川から流れこんできた土砂が流れに乗って雲見にもやって来ました。
水面には流木やゴミが帯のように流れていましたし、浅場はやっぱり濁っています。
水深を落とせばちょっぴりきれいなところもありましたよ。
透明度が芳しくない時でも割り切れば楽しむネタはたくさんあります。
今日のゲストのお目当てはサクラテンジクダイの口内保育。口内保育する魚は数多くありますけど、外から卵が透けて見える姿なんてなかなか見れませんからね。
口内保育している個体数もかなり増えてきました。大量の卵を咥えているものもあれば、ちょっとだけのものも。卵の色もオレンジからちょっと白っぽいのから銀色までいろんな色の個体がいます。
そして今が旬のキンメモドキの群れです。群れがおおきいから写真では全体を撮りきれないんですよね。みんなどうやってこの群れを写真に収めるのか工夫しています。
今日の1枚はこれ。群れ全体が同じ方向を向いていると統一感が出ますね。
このマダイは-24mのアーチの上でホンソメワケベラにクリーニングされていたんですけど、今まで見なた中でも一番大きいのではないかという老成魚でした。
80cmは超えていたんです。貫禄というかその大きさにゲストもビックリでした。
黄色が鮮やかなのはコガネスズメダイの若魚です。夏が似合う、見かけたら夏が来たなと思う魚の一つです。
ビシャモンエビとかイソバナカクレエビとかが最近見られているムチカラマツですけど、今日は久しぶりにガラスハゼに出会いました。それもあまり動かないいい子(^o^)。おかげでゆっくりと写真が撮れたようです。
砂地を泳げばトビエイの子供が捕食中。トビエイが泳ぐ姿は何度見ても優雅です。
シマアジの子供を時々見かけます。まだ15cmくらいかな。大きく成長するのが楽しみです。
ブイ下のオランウータンクラブですけど・・・
いることはいたのですけど・・・
何だか小さくなっていない???
サイズも小さく見えますし、毛の量も少なくなったみたいです。別の子なのかな?ということはここには2匹いたのかな?
サクラテンジクダイの口内保育もそうですけど、この時期には求愛、産卵、抱卵などいろいろな生態が観察できます。
写真はありませんけど、オハグロベラが婚姻色になっていたり、カワハギの求愛ダンス、ニシキベラが産卵・放精を繰り返し、ネンブツダイとかオオスジイシモチなどのテンジクダイの仲間は口内保育中。
このオトヒメエビのお腹にはエメラルドグリーンの卵がいっぱい付いていますね。
そして今日一番感動したのはアオリイカの産卵シーンに出会えたことです。
サカタザメを見に行こうと大根で潜って移動を開始した直後に遭遇したんです。
3組6匹のアオリイカが交互に卵を産み付けていました。メスが産卵する時は体が大きなオスが他のオスが近づくのをガード。順番を待っている間には受精行動をするなど、暫く見とれてしまったくらいです。
もちろん目的のサカタザメも見つけましたよ。アオリイカの産卵を暫く見ていたのでそんなに砂地を探していませんが、それでも10匹くらい。
こんな風に隠れています。
ちょっと失礼して砂を払いのけると・・・
眠たそうな目をした姿が見られました。
そしてゲストが撮ったビデオです。面白い視点ですから見てみてください。
いろいろな繁殖活動が見られるのはこの時期ならではです。
興味がある人は是非見に来てください。
感動の瞬間に出会えるかも(^^)v
写真提供はShoichiさんです。ありがとうございました。
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