今日は一日中どんよりとした曇り空となりました。
気温も上がらず12月並みの最高気温で海から上がると肌寒く感じました。
こんな日はお風呂から出られません(笑)
海はとっても穏やかでしたよ。
■ 天気 : 曇り
■ 気温 : 13.3℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水温 : 22.5℃
■ 透明度 : 12~15m
■ 透視度 : 15~18m
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 ブイ ⇒ 小牛湾内 ⇒ 島前 ⇒ ブイ
2本目 ブイ ⇒ 小牛横 ⇒ 小牛の洞窟 ⇒ Hの穴 ⇒ 水路 ⇒ ブイ
先日行方不明になっていたクマドリカエルアンコウが帰ってきたという情報を得て喜び勇んで雲見に行ってきました。
場所は前とほとんど同じ場所。
このクマドリカエルアンコウにとって余程居心地のいい場所なんでしょうね。
この居心地のいい場所に居続けてもらえるように、写真を撮るときに海草が邪魔だったとしてもストレスを与えないように、海草に触れないようにしたいです。
ウルトラマンカラーで人気のウミウシカクレエビ。
今年は個体数が多くて当たり年です。
上の個体を見た後にもペアでいるのを発見。
こちらは大きく成長したペアでした。
今雲見で見られるもう一つの人気者はヒレナガネジリンボウです。
今日はホバリングこそしてもらえまえんでしたけど、同居のコトブキテッポウエビと一緒に見ることができました。
このヒレナガネジリンボウを見ている時に真横でさっと動くものがあったんですけど、それはこのセイテンビラメでした。
実は見た時に、捕食したところだったようで口から細長い魚の尻尾が見えていたのですけど、あっという間に飲み込まれてしまったんです。
貴重な瞬間だったのに残念です。
最近ここでよく見かけるクエの若魚。
ダイバーが近づいてすーっと逃げても暫くしたらまたここに戻ってきているんです。
これまたお気に入りの場所なんですね。
またこの魚礁付近には魚がいっぱい群れているんです。
今日もゆるい潮の流れが合ったのでそれに乗って元気に泳いでいました。
他にもクロホシイシモチとかマアジとか色々群れていましたよ。
お隣どうしのムチカラマツにいるのですけど、時々ムチカラマツを入れ替わっています。
よ~く見てみると微妙な違いが。
写真を拡大してみると・・・
違いは目の後ろの横帯の有無です。
そこで『決定版 日本のハゼ』というハゼ専門の図鑑を引っ張り出して調べてみました。
体が太短くないからガラスハゼではない。
第1背鰭起点から後方に6本の赤褐色横帯があるからオオガラスハゼだと思ったのですけど、一番前の横帯が起点を超えて前方にあるんです。
オオガラスハゼは超えない。
だから図鑑によるとガラスハゼ属の1種-1かな。
でもガラスハゼ属の1種-1には項部(目の後ろあたり)に横帯がないんです。
これらを鑑みると上の子はガラスハゼ属の1種-1で良いと思います。
下の子は???
もう少しはっきりとした写真と撮らないとわかりませんね。とりあえず保留とさせてください。
(この識別はあくまでも私の私感ですから間違っていたらごめんなさいね。)
小牛の洞窟のハナタツです。
動き回って時々見失っちゃうんですけど、可愛いから許します(笑)
シマウミスズメがトゲトサカの近くで泳いでいました。
きれいなトゲトサカに見とれているみたい。
島前の安全停止中のお供はミヤコキセンスズメダイ。
臆病ですぐ隠れちゃう厄介な子ですけどきれいだから是非見ておきたい子です。
クマドリカエルアンコウが復活というビッグニュースがあり、人気の生き物がいっぱい見つかっていますから、地形でも群れでもマクロでも何でもお任せくださいね。
週末はまだ予約に余裕がありますから、是非遊びに来てください。
《お知らせ》
◆ 12月20日から1月17日までフィリピン・ボホール島で再びガイドをすることになりました。
ギンガメアジが渦巻き大きなウミガメが闊歩するダイナミックなバリカサグ島。
ハゼや甲殻類、ウミウシいっぱいのマクロ天国、パングラオ島。
どちらも魅力がいっぱいです。
是非遊びに来てください。
(詳しくはこちらをチェックしてね。 http://kumomi.jp/?p=31035 )
◆ 2017年1月29日から2月3日の行程でバリツアーを開催します!!
今回は海沿いのホテルに泊まってダイビング三昧&老舗ホテルでちょっとリッチなお泊りをします。
詳細は後ほど公開しますが、予定を空けて一緒に行きましょう!!
◆ 宿に22時以降チェックインご希望のかたに朗報です。
夜遅いご到着でも受け入れていただける宿泊先と提携できました。
もちろん電車の到着でもOK。駅までお迎えに行きます。
ご利用をご希望の方は予約時にお申し付けください。
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