地形好きな人のための遊び方|雲見

厳しい残暑が続いていますがいかがお過ごしですか?
ウェットスーツに着替えて波止場にいると汗が止まらなくなります。潜る前に水分補給は欠かせません。
海は今日もベタ凪です。透明度もいいので最高のコンディションですよ。

■ 天気 晴れ
■ 気温 31℃
■ 水温 25~27℃
■ 透明度 15~18m
■ 透視度 12~15m
(写真はクリックすると拡大します。)

1本目 島前 ⇒ Hの穴 ⇒ たて穴 ⇒ 水路下の洞窟 ⇒ ブイ

今日のお客様はお二人ともワイドに潜りたいと。季節来遊魚もウミウシもそれ程興味がなく、生物は可愛らしいものとか珍しいものだけいいそうです。
お任せください。雲見の地形を思う存分楽しんでください!

またフリー潜降が苦手というお二人の希望でその練習も。オーバーウェイトにすることなく適正ウェイトで潜るコツを教えて出発です。
最初だけ手伝いましたが、意外とすんなりとこなしていました。フリー潜降はコツさえ覚えたら簡単ですから、練習したい方は遠慮なくお申し出ください。

さて、海の中は昨日に引き続き透明度も良い上に水底付近に広がっていた冷たい潮もなくなっていました。これ以上のコンディションを望むのはバチが当たりそうなくらい良い海ですよ。
Hの穴の中にはネンブツダイ・クロホシイシモチ・ツマグロハタンポが群れそれらがシルエットになっています。
Hの穴

クランクにも魚がいっぱいです。ネンブツダイ・クロホシイシモチの混成の群れの上にはマアジが群れ、そのもっと上にはメジナの群れ。どっちを向いても魚だらけです。
クランクの光景

たて穴の中で昨日見つけたきれいでレアなフジナミウミウシを紹介です。その横にいたセンテンイロウミウシも指さしてみたのですが、こっちはやっぱりスルーされちゃいました(^^ゞ
フジナミウミウシ

たて穴を上に抜けるとちょうど真上に太陽があって下から見上げる光景は感動的です。
たて穴

この後立ち寄ったブルーコーナーでは今日もニシキベラが産卵を繰り返していました。お客様は魚の産卵シーンを始めてみたようで目を見開いてずっと眺めていました。
水路下の洞窟の幻想的な光景を見てもらって三角穴から顔を出して、ブイに戻る途中で寄り道して綺麗な色をしたクロメガネスズメダイの幼魚を見てもらいました。
クロメガネスズメダイ

海から上がったお客様は雲見の地形に感動したようで面白かったと連呼されていました(^^)

2本目 三競

地形が面白かったと言っていましたしフリー潜降も問題なくできましたから2本目は三競に行ってきました。
もちろん今回も生物は二の次ですが・・・。

三競を楽しむコツは穴に入ったら出口の方だけではなくて、振り向いたり見上げたりして360度見回すことです。いろいろなところから光が入ってきていますからとっても綺麗なんですよ。
光の入り方は時間や季節によって異なりますから何度潜っても楽しく潜れるポイントです。

ここは今年の台風で開通した1の穴の横にできたトンネルです。
1の穴の横の穴

ベタ凪の時にしか通れない通称「1.5の穴」はとても浅いところにあるので他の穴よりも明るく魚も多いんです。
浅場の抜け穴

今日は2の穴に光が差し込んできていました。
2の穴

3の穴のエアドームにレーザービームのように光が差し込んでくるには時間が早かったですが、それでも暗い中から見える出口の光は幻想的でした。
4の穴のイボヤギも光りに照らされて鮮やかな色を見せていました。
4の穴

天気が良くて透明度がいい時の三競はやっぱり素敵です。お客様も大満足。
「雲見に来て良かった」この言葉が一番嬉しかったです。

写真提供はTomokazuさん、Sachikoさんです。ありがとうございました。

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