昨夜から降り続いた雨も朝方には上がり日差しが差したりする移り気なお天気。
でも雨が降られるよりもいいですよね。気分的に違いますから。
うねりもちょっと小さくなった感じ。ラッキーです。
■ 天気 曇り時々雨一時晴れ
■ 気温 28℃
■ 水温 27~28℃
■ 透明度 15~18m
■ 透視度 15~18m
1本目はベテランさんとアウトサイドへ。
何か出るかなと夢を見ながら出発です。
潜降して移動を始めた直後にいきなりイナダの群れです。
私たちの周りをぐるっと回って去っていきました。
幸先いいです。
モロコ根まで来たらまたまたイナダの群れ。200~300匹くらいの群れです。
後ろから来たと思ったら私たちの左右に分かれて追い越して行き、今度は遠くでUターン。正面から向ってくる様子はアニメの戦争シーンでミサイルが雨のように飛んでくるみたい。(わかりにくいですか?)
私たちの周りを行ったり来たり。その時間は3分くらいですが、大興奮です。
そのあと平根へ戻る途中にヒラソウダ(ソウダカツオ)の群れが目の前を矢のように横切ったと思ったら、イトヒキアジの幼魚がスーっと流れて行きます。
次々に現れる回遊魚に大満足。
トビ根から大牛の洞窟に戻ったのですがその途中でもイトヒキアジの幼魚。こんなに当たっていいんですかって感じです。
大牛の洞窟でイチゴミルクウミウシを見た後、キンメモドキの群れと戯れてグンカンヘ。
グンカンではベニカエルアンコウ2匹と小指の爪くらいの大きさのミナミハコフグの幼魚。キュートです。
浮上したら水面にふわふわとウミウシが。おそらくユメウミウシだと思います。ロープに着いていたのですかね。
この1本は群れにマクロに大満足でした。
2本目はビギナーさんチームでHの穴を回ってきました。
ブイを使って潜降して水路へ。
今日のツノダシは11匹。仲良く壁をつついていました。
Hの穴はクロホシイシモチとツマグロハタンポで埋め尽くされています。
壁に目をやるとナカザワイソバナガニがソフトコーラルの根元に隠れていました。
Hの穴を出たあたりにも魚がいっぱい。
クロホシイシモチ・スズメダイ・キンギョハナダイ・キビナゴ・イサキ・メジナ・ニザダイ・・・
どこを見たらいいのか迷ってしまいます。
その中でひときわ目立つのがカゴカキダイの群れ。海の中で黄色は目立ちますね。
Hの穴に戻ったらクロホシイシモチをかき分けて水路へ。途中にミナミハコフグの幼魚を発見です。
ゆっくりと水路をとおってブイまで戻ったら安全停止。
水中のスキルは問題なかったですよ。
3本目は2チーム合流して-24mのアーチ付近へ。
ちょっと流れがありましたが、水面付近はとてもきれいな潮が入ってきていました。
これだけでも気持ちがいいですね。
-24mのアーチには大小のマツカサウオがいっぱい。最近また増えましたか?
アーチを出たところにはニシキウミウシ。その根にいるクマノミで癒されたらたて穴へ。
たて穴を上に抜けたらブルーコーナーへ。流れがあるからキンギョハナダイもスズメダイも群れが固まっています。
キンギョハナダイも流れに逆らって泳ぐのが精一杯なのかダイバーの目の前でひらひらと舞ってくれていました。
ここから流れに乗って泳いでHの穴へ。ここは流れがないから一休みです。
でも穴に差し込む光に見とれてしまいます。
-24mのアーチのブイに戻って安全停止をしたのですが、水温も高いし透明度もいいし流れもあるから”何か”に期待したのですが、そこまでうまくはいかないですよね。
皆さん3ダイブしたということでしたので、次は三競へ。
潜降したらそこでいきなりキビナゴとカンパチのバトルに遭遇。ここでも幸先いいです。
三競の地形の素晴らしさは言うまでもありません。
時間帯も光が差し込んでくるのに一番いい時間帯でしたから最高の三競を楽しんでもらいました。
生物も新顔登場!カンムリベラの幼魚を見つけました。
他にもキイロウミウシとか
ミゾレチョウチョウウオの幼魚や、ソラスズメダイの幼魚たち。
そうそう、今日も岩肌に擬態したモクズショイはいましたよ。
ダイビングが終わって波止場に戻ったら目の前に虹が!
今日は始めが良ければ終わりも良し。
楽しかったですね。
写真提供はFujimotoさんです。ありがとうございました。
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