今日は重器材のメンテナンスの勉強会に参加してきました。

2日間吹いていた西風が収まって雲見はオープンしたのですけど・・・
今日は西伊豆ダイバーズ協議会主催の重器材のメンテナンス講習会に参加してきました。

講師として来てくださったのは日本アクアラング株式会社の担当者さんです。
遠いところありがとうございました。

普段から器材を目にしている私達インストラクターでも、そのメーカーがどんな思想を持って設計し、どんなこだわりを持って、どのように動作して、どのような所に注意して使って、どこに注意してメンテナンスを行ったらいいのかを直接メーカーさんから話を聞くことってあまりないんですよ。
これはいい機会と思って雲見に潜りに行きたい気持ちを抑えて(笑)、参加してきました。

 

最初は資料を使っての座学です。
ここでは、レギュレーター(1stステージ、2ndステージ)の構造とその動作を知ることを通して、200気圧近い高圧の空気を私達が吸える環境圧まで減圧するかを教えてもらいました。
日本アクアラングさんが採用している1stステージの構造上の種類はほとんどがバランスダイアフラムという構造です。
その仕組みから丁寧に教えてもらいました。
勉強していくうちに、今まで疑問に思っていて解決できなかったところとか、恥ずかしながら勘違いしていた点もあってとっても勉強になりました。
講習会-1

 

そしてその座学で学んだことを踏まえて、いよいよ実物の器材を使っての実践です。
レギュレーター-1

まずはレギュレーターから。

最初は1stステージです。
レギュレーター-1

先ほど教えてもらった構造と比べながら分解していきます。
思っていたより部品数が少なかったです。
1stステージ

先ほどのテキストと比べながらそのパーツを確認し、メンテナンスをする時の注意点なんかもしっかりと教えてもらいました。
また、テキストではわからなかった細部のこだわりなんかも、実際のパーツを見てみると『ほーっ!!』と感心するばかりです。

一通りの質疑応答が終わったら次は2ndステージです。
2ndステージも分解してその構造の復習と、メンテナンスの注意点のレクチャーです。
2ndステージ

こちらは樹脂を使っている部品も多く、洗浄方法一つにしても金属パーツと異なりますし、空気の流量などの微調整も必要なので特に念入りに教えてもらいました。

 

休憩を挟んで、次はインフレーターです。
インフレーター

日本アクアラングさんでは通常のインフレーター(上写真右)の他に、i3レバーコントローラー(上写真左)というBCの左腰にレバーを付けてそこでエアの出し入れを操作するシステムも採用しています。
もちろんこれらも分解♪
インフレーター-2

意外だったのはi3レバーコントローラーの構造が簡単でパーツも少なかったこと。
これならメンテナンスも楽チンです。

 

こうやって重器材の構造やメンテナンス方法をしっかりと頭に叩き込んできました。

その後は日本アクアラングさんの器材の違いなども教えてもらいました。
だって、レギュレーターだけでも色々なシリーズがあってそれぞれどこがウリで何が違うかなんて今まで細かく教えてもらっていませんでしたから、それだけでも参加して良かったです。

参加した他のインストラクターさん達も熱心に聞き入っていましたよ。
参加者

これで日本アクアラングさんの器材のことはバッチリです。
気になる人がいましたら遠慮なく聞いてください。
バッチリお応えしますよ(笑)

《耳寄り情報》

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