シトシトと降り続く雨。ようやく梅雨らしい雨が降ってきました。
ただやっぱり一日中降り続く雨には辟易でした(笑)
今日はゲストのリクエストで田子へ。
外洋ポイント「フトネ」の群れ狙いです。 
■ 天気 ： 雨
■ 気温 ： 20℃
■ 水温 ： 17～19.5℃
■ 透明度 ： (フトネ)12～18ｍ、(白崎)8～12m
■ 透視度 ： (フトネ)10～15ｍ、(白崎)7～10m
(写真はクリックすると拡大します。)
まずはフトネへ。
流れていますね。いい感じに流れています。
流れているということは魚が根沿いに固まるかなと思いながら潜降するものの、魚たちは根からはなれて群れていました。
それに普通なら潮が当たる方に群れるのに根の全体的に広がっている感じ・・・
どうしちゃったんでしょうね。
でも魚の数はさすがフトネ。たくさ～んいましたよ。
外洋ポイントだけあって群れの個体のサイズは雲見より大きかったです。
背中の黄色い色が特徴のタカベ。群れるととっても綺麗です。 
それからスズメダイもいっぱい。 
キンギョハナダイは昨秋より数は減ったもののオレンジの壁を作っていました。 
徐々に水深を落とすとサクラダイが姿を現してきます。
オレンジ色で背びれに黒い点があるのがメス。赤に白い斑点があるのがオスです。 
そしてこの子。背びれに黒い点があって体に白い斑点がありますよね。
まさにメスからオスへ性転換している最中の個体です。要はオカマちゃん？？ 
そして深場でしか見られないナガハナダイもいましたけど、動きが早くて証拠写真で許してください。 
それにしても透明度は良かったですね。浮遊物はあるものの青い海が広がっていましたね。 
強い流れに疲れたので2本目は湾内の白崎でのんびりダイビング。
雲見ではなかなか見られないウミウシを探していきました。
それがこの子！
セトリュウグウウミウシです。極彩色で綺麗ですね。
赤色が失われる海の中で、水中ライトに照らされて浮かび上がるその姿に目を奪われます。 
その後も何個体か見つけましたけど、この子は海草から飛び立とうとしているのか！？ 
それからクロスジリュウグウウミウシも西伊豆では田子ならではのウミウシですね。 
これらのウミウシを探している時に目の前に現れたおおきなヒラメ。80cmくらいあったかな？
ダイバーが真上を泳いでも動じることなく横たわっていました。 
そして白崎といえば枝サンゴの群生ですよね。
エダサンゴのある浅場は降り続く雨の影響でちょっと白っぽくてホンダワラなどの海草で隠されているところもありましたけど、ほらこの通り。
元気に広がっていましたよ。 
最後はゲストの600本の記念撮影。
今朝記念ダイブだって聞いたので何も用意できませんでしたからスレートでお祝い。 
記念ダイブの方は早めに教えて下さいね。
折角なのでお祝いさせてください。
写真提供は、Keikoさん、Emiちゃんです。ありがとうございました。
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