スコーンと抜けた海だけど・・・|波勝崎

今日はお客様のリクエストで波勝崎に行って来ました。
波勝崎とは雲見の南に位置し、オープンしてまだ3年目の新しいポイントなんですよ。

■ 天気   晴れ
■ 気温   22℃
■ 水温   17~23℃
■ 透明度  10~25m
■ 透視度  7~20m
(今日は写真がありません。ごめんなさい。)

1本目は波勝崎のメインポイント「ベンケイ」へ。
ここはボートで3分くらいのポイントなのですが、潮当たりがいいので魚が集まってくるポイントです。
潜降し始めはちょっと濁っているなと思っていたのですが、水深を落としていくと急にスコーンと抜けた海に変わりました。
この透明度なら大丈夫と根から50m程離れた隠れ根「小ベンケイ」へ向かいました。
-15m位を泳いでいても-40m位の水底がはっきり見える真っ青な海。眼下を川のように流れていくイサキの群れがはっきりと見えます。
その中にカンパチもチラホラ。
気持よく泳いでいたのですがいつもと何かが違う??
「海ってこんなに冷たかったっけ?」水温を見ると17度。見間違いじゃないかと何度も確認しましたよ。見なきゃよかったと思ったくらいでした(苦笑)
小ベンケイに着いたらそこでちょっと根待ち。何か回遊魚が来ないかなと思ったのですが、現れた群れはタカベだけ。これはこれで綺麗でしたけど。
小ベンケイを離れベンケイに戻って水深を上げていくと、そこには濁っているけど暖かい潮。
そしてそこに群がるイサキの大群。イサキも濁っているけど餌が多くて温かい潮を好んでいたようです。
イサキの中をかき分けて抜けたと思ったらまた別のイサキの群れ。その群れが去った奥にはキンギョハナダイの群れ
このポイントは本当に魚が多いと実感しました。
時間が来たので浅場に移動するとクマノミツノダシコケギンポの仲間を見てから安全停止。
ここが一番暖かかったかな。

休憩中には波勝崎名物の野生のサル(と言ってもここのサルは餌をもらっていますけど)に餌付けなどをして遊んだら、2本目に出発です。
2本目は「ミカジマ」です。
ここは縦に抜けることができる洞窟がある地形も楽しめるポイントです。
潜降するとやっぱりイサキの群れ。水深を落としてまずは洞窟へ。
徐々に狭くなる洞窟を奥まで行ってそこから上に抜けます。晴れていたので光がとっても綺麗でした。
そこから根を回っていったのですが、濁っているけど暖かくて魚が多い浅場か、冷たいけど潮が綺麗な深場かとても迷うところ。
(深いといっても-12m位なんですよ。)
ちょっと我慢して深場を進んだらテングダイが2匹岩陰で遊んでいました。
この深さなら水が綺麗ですから遠くに点在する色々な形の岩を見ているだけで気持ちよく泳げます。
徐々に水深を上げていけばイサキタカベの群れ。ハタタテダイなんかもいましたよ。

今日は潮の流れが強くなかったので魚の群れもバラけ気味でしたが、波勝崎は潮が当たればもっと魚が集まってくるポイントです。
興味がある方は一度お問い合わせください。

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