雲見で潜るのは6日ぶりでしたが、それ以上にこんなに穏やかな雲見で潜るのは久しぶりです。
穏やかな海だと気持ちも穏やかになりますね(^^ゞ
■ 天気 曇りのち晴れ
■ 気温 10℃
■ 水温 15℃
■ 透明度 18~20m
■ 透視度 15~18m
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 ブルーコーナー ⇒ 水路 ⇒ 島前
2本目 -24mのアーチ ⇒ ブルーコーナー ⇒ 水路 ⇒ 島前
3本目 -16mのアーチ ⇒ ロッカク岩 ⇒ 大牛の洞窟
今日は残念ながらノーゲストでしたので明日に備えてアイダイブの金子さんとチェックダイブに行ってきました。
ウミウシが増えてきていると聞いていましたのでウミウシメインのマクロダイビングを楽しんできましたが、雲見のガイドが2人揃うといっぱい見つかりますね(^^)。
お互いに見つけたものを教えたり、教えられたり・・・
金子さん、ありがとうございました。
さて、狙い通りにウミウシはたくさん見つかりました。
まずは今シーズン大量発生していたコンシボリですが、一時より数が減ってきたとはいえまだ見ることができますよ。
そしてミスガイも今シーズンに数多く見られています。黒い2つの点はつぶらな目でなんですよ。
今日一番多く見たのはキカモヨウウミウシかな。ブルーコーナー付近で何個体も目に入ってきました。この子も今がシーズンですよ。
そしてサキシマミノウミウシの仲間ですけど、まだ学名も和名もないサキシマミノウミウシ属の一種です。
でも上のウミウシの背面には小さな顆粒状突起が見られ、下のウミウシの背面は平滑です。
ベータ版日本のウミウシによれば顆粒状突起があるのがシロハナガサウミウシ、平滑なのがユビノウハナガサウミウシとなっています。
だとしたら違う種類なのでしょうか?(断定できずにごめんなさい。)
縦に大小並んでいたのはイボヤギミノウミウシですね。ここにイボヤギはないので食べ物を求めて移動中なのでしょうか。
他のウミウシの卵を食するツルガチゴミノウミウシもいました。この子も食べ物を求めて移動している最中なのでしょうね。
エサのコケムシに取り付いてお食事中のコミドリリュウグウウミウシです。
マダライロウミウシの大きな方はとうとういなくなってしまいましたけど、小さい方はお気に入りの隙間に今日もセンテンイロウミウシと一緒にまだいました。
オセロウミウシ(仮称)も見かけるようになってきました。この子を見だすと本格的なウミウシシーズンがやって来たなと思うんです。
シロタエイロウミウシです。よく見たら縁部に黄色い色がついていますがこのタイプは希にしか見られないんです。
ウミウシはこの他にも、スミゾメミノウミウシ、サラサウミウシ、コモンウミウシ、アオウミウシ、シロウミウシ、コトヒメウミウシ、ミツイラメリウミウシなどい~っぱいいましたよ。
ウミウシ以外では、コケギンポやトウシマコケギンポ、マツバギンポ、婚姻色のヒメギンポなどギンポの仲間はあちこちで見られます。
下の写真は穴から出てきていたコケギンポです。やっぱり穴に入っていたほうが可愛く見えるかな。
-24mのアーチにいたハナタツはいなくなっちゃったと聞いていたのですが、休憩中に”いつもの場所にいたよ”と聞いたので見に行ってきました。いることにはいたのですけど・・・
違う子でした!今日見たのはオレンジっぽくて皮弁が長い子(写真では判りにくいですけど…)。でもこの間までいた子は赤くて皮弁が短い子でした(下の小さな写真)。
同じ場所にすぐに違う子が居付くって、余程この場所がハナタツにとって居心地のいい場所なんですかね。
それからイソコンペイトウガニですけど、うまく擬態しています。写真の中央に写っているのですけどわかりますか?
得体のしれないしましまの子はフトユビシャコ科の一種です。いつもはすぐに穴の中に隠れるのですが、今日は逃げるタイミングを逃したのかじっくりと観察出来ました(^^)
最後はハナキンチャクフグです。季節来遊魚なんですけどまだいました。寒いけど頑張って生き延びてね。
今日はたくさんの可愛らしい人気の生き物たちに沢山出会いました。
時間がなくて今日は見に行けませんでしたけど、イボイソバナガニとかカイカムリやイロカエルアンコウもいたようですし、あちこちでキビナゴの群れを見かけました。
潜り終わった後にはベニカエルアンコウのおチビちゃん(それもピンク色)が見つかったとの情報も!!
明日が楽しみになってきました!!!
《耳寄り情報》
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