今日は一日中曇り空でしたね。時々お日様が顔を見せてくれますけど、それも午前中だけ。
前線が近いので雨が降らないだけでもありがたいことです。
■ 天気 : 曇り
■ 気温 : 31℃
■ 水温 : 26~28℃
■ 透明度 : 10~12m
■ 透視度 : 8~12m
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 黄金崎ビーチ
2本目 黄金崎ビーチ
3本目 黄金崎ビーチ
朝一番は弱いうねりがあったものの時間とともにそれも収まり、穏やかな一日になりました。
ここ最近の黄金崎ビーチでぜひ見ておきたいもの、それはアオリイカの産卵です。
何十匹ものアオリイカが繰り広げる産卵ショーは必見ですよ。
たくさんのアオリイカがペアになって交代で産卵を繰り返すんです。
時々ペアになっているメスにちょっかいを出す他のオス。手を出させまいとブロックするペアのオス。
子孫を残すバトルがあちこちで行われてました。
そしてオスがそっとメスに近づきオスの交接腕を伸ばして自分の精子のカプセルをメスに移して交接をしてその後に産卵するんですよ。
産卵に夢中になっているアオリイカはダイバーもお構いなし!
目の前まで寄ってくるものや
真上を泳ぐものまでいるから、こっちのほうがアオリイカを驚かせないように気を使ってしまいます。
写真じゃわからないという人もそうでない人も是非動画を見てください(笑)
その産卵床の周りにはムレハタタテダイの子どもたちがたくさんいましたよ。
そのムレハタタテダイを見ていたらカワハギやキタマクラに近づいていって体をつついているんですね。
クリーニングをしているようです。
ムレハタタテダイが他の魚のクリーニングをするなんて初めて知りました。
また産卵を見ている時に頭上にイサキの子供の群れが現れたと思ったら、それを追いかけるように登場したのが子供のカンパチの群れでした。
それからシイラも登場したりして、産卵シーンに集中できないくらいたくさんの生き物たちがいました~~~♪♪
そしてアオリイカの産卵を見ていたゲストが見つけたテンスの幼魚。
それも真っ白な幼魚でした。
今まで見ていたテンスの幼魚は茶色とか黄土色とかしていましたけど、アルビノ何でしょうね。真っ白な個体を見るのは初めてです。
テンスの幼魚を始め、ここにはたくさんの幼魚が見られました。
コロダイの幼魚はまだ小さいですけど、しっぽをふりふり元気に泳いでいました。
それからこの子は南の海からやってきたイソモンガラの幼魚です。
南の海からやってきたといえばこの子たちもですね。カミソリウオのペアです。
とってもきれいなグリーンをしたペアでした。
季節来遊魚は他にもヨスジフエダイの幼魚とかトゲチョウチョウウオの幼魚とか、ニセカンランハギの幼魚にツマジロモンガラの幼魚とか探せばいっぱいいました~!!
そうそう、探し当ててちょっと嬉しかったのはこのアキアナゴかな。とても臆病で穴から顔を出して用心深く周りを見ていました。
ゴロタの上にはクロホシイシモチの群れの他にマアジの子供の群れも出て、終始見どころ満載の一日でした。
明日は助っ人最終日。
明日もビーチを潜る予定です。
《耳寄り情報》
◆ 究極のマクロワールド 『柏島ツアー』の開催決定! 【9/3(木)~6(日)】 参加者大募集!!
確認されている魚の種類だけでも1000種類以上という生き物の宝庫。レアな生き物達に会いに行きたい人集まれ~!!
◆ 八丈ブルーを見に行きましょう!!『八丈島ツアー』決定!! 【10/23(金)~25(日)】
黒潮がもたらす青い海。そこには固有種「ユウゼン」が玉になったり、季節来遊魚が数多くいたり・・・。参加者大募集です。
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