雲見からようやくうねりが消えました!!
もう何日ぶりだろう・・・べたなぎの海で潜るのって?
台風11号からずっとうねりに悩まされていたのでそれだけでテンションMAXです(笑)
■ 天気 : 晴れ時々曇り
■ 気温 : 31℃
■ 水温 : 21~26℃
■ 透明度 : 9~12m
■ 透視度 : 8~10m
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 -24mのアーチ ⇒ 小牛の洞窟横 ⇒ Hの穴 ⇒ 水路下の洞窟 ⇒ 三角穴 ⇒ 大牛湾内
2本目 大牛の洞窟 ⇒ 大牛裏 ⇒ ロッカク岩
穏やかになった海は透明度も回復していました。
水深6mくらいまで濁りもない青い海となっていて、その下はまだ白濁りがありますけど十分見えています。
下の写真はHの穴の中から島裏側を見た光景ですけど、まだ完全な青とはいえませんが、そこそこ見えているでしょ!?
今日はゲストとマンツーマン。写真の練習をしたいということでいろんな生き物を探してきました。
最初に行った-24mのアーチではプチハナタツ祭り♪
以前ほど集中していませんでしたけど、ここだけでハナタツが3個体。
まずは真紅の皮弁の長いハナタツです。
白くて上の2匹の半分以下のサイズだった可愛い子はふわふわ移動中でした。
可愛いですよね~。それから大牛裏の白いハナタツはうねりを乗り切ってくれました~~!!
それにしても同じハナタツですけど、色も形も様々ですよね。これだけバリエーションが豊かだから見飽きないんでしょうね。
次は今日のオオモンカエルアンコウ~~!!
この子の体の支え方は毎回見ていて飽きません。
今日はこんな格好(笑)
不安定な場所にいながらも、腹びれで体を支え、胸びれで左右に突っ張ってバランスをとる。
もう器用すぎます!!
そして今日のサクラテンジクダイ~~!!
口内保育を初めてから暫く経った卵は成長していき、卵の中で稚魚の目ができ始めました。
だから卵が銀色に見えています。
こんな卵の成長を見られるのもサクラテンジクダイの体が透明だから。
貴重な魚ですね。
ウミウシは比較的大きめのものを探して写真の練習をしてもらいました。
まずは昭和天皇が命名されたサギリオトメウミウシ。それも8cmくらいのとっても大きなサイズでした。
このウミウシはソフトコーラルを食べるそうですから、まさにトゲトサカを食べているみたいです。
キイロウミウシがいました。でもこの子の頭部を見てください。
触覚と触覚の間に周縁があるんですよ。
もうどうなっているのという個体ですね。
カナメイロウミウシは今日も無事に見つけることが出来ました。
最近は毎日場所を移動しているので見つけるまでドキドキします。
イガグリウミウシですね。突起の先端が薄いピンクで可愛らしいウミウシです。
品のある色調のムラサキウミコチョウは今日も見つけることが出来ました。
この辺の生き物はわかりやすいのですけど、肉眼でも目が慣れるまでわかりづらい、見えても写真に移すのが一苦労・・・
そんな生き物、クリアクリーナーシュリンプです(笑)(もしかしたらソリハシコモンエビ?アイダイブの金子さんが教えてくれました)
透明だから分かりますか?ウツボの上に乗ってクリーニング中でした。
これはスズメダイの卵です。卵の中でだいぶ成長してきていますね。もう目がわかりますよ。
こんなマクロを撮りながら、その合間には地形の写真にもチャレンジ!!
ここは三角穴。この写真が眼が光る怪物に見えるのは私だけ??
地形を撮る時とマクロ生物を撮る時はカメラの設定を変えなければいけませんから、興味があったら聞いてくださいね。
最後はイサキの群れです。中層に大きな群れを作っていたので見上げてそのシルエットですが、これくらい見える透明度になったのが本当に嬉しいです♪♪
今のところ熱帯低気圧は発生していませんし、ここ一週間は日本列島が高気圧に覆われて穏やかな日が続きそうです。
穏やかな海が続きそうですから、時間を作って潜りに来てください。
ストレスなく潜れますよ!!
《耳寄り情報》
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