雨にも負けず風にも負けず|雲見

今日は朝から雨。徐々に雨も風も強くなってくる予報(T_T)
ですからサクサクって潜っちゃいましょう!

■ 天気   雨
■ 気温   21℃
■ 水温   21.5~22℃
■ 透明度  20~m
■ 透視度  18~20m

朝一番は島裏でのエントリーが可能。できなくなる前に大牛の洞窟へ行ってきました。
水面は波立っていますが、潜ってしまえば極めて穏やかな海。それに青い!そしてきれい!!
浮かんでいるだけで気持ちよくなります。
大牛の洞窟ではまず奥の小部屋でサクラテンジクダイを見てきました。今年生まれた子供たちもかなり大きく育ってきてその数もかなり多くいます。写真を撮る場合、どの個体を撮ったらいいのか迷いますが、狙いは壁に近いやつですよ。そのほうがピントが合いやすいですから。
この後はウミウシ探しです。まだまだ小さな個体が多いので虫眼鏡を使って観察です。
まずはジュッテンイロウミウシ。薄桃色の綺麗なウミウシです。

イチゴミルクウミウシもいつもの定位置にいました。

この後マダライロウミウシもお見せしたのですが、どれも丸まっていたり頭を隙間に入れて隠していたりで全身を見ることができませんでした。ちょっと残念です。
こちらはその後に見つけたウミウシです。ミツイラメリウミウシかなと思っていたのですが、体の縁の線が見当たりませんし体表に斑点がありますので違っていそう。誰か分かる人いませんか?

エキジット出来る場所が湾内に限定されていましたので、ゆっくりと移動開始。
その途中にもいろんな生物に出会いました。
ピンク色のトサカによりそうアミメハギ

岩のくぼみにいるマツカサウオの幼魚は写真が撮りやすいですね。

昨日も三競で見たキイロウミウシです。黒く縁取られた外套膜を見てフラメンコのダンサーを思い浮かべるのは私だけ?

水面近くにはキビナゴが群れてそれに狙いを定めるアオリイカもいました。見上げるアオリイカは透明感があります。
穴に隠れているモクズショイはカイメンの塊にしか見えません。うまく擬態していますよね。

風が強くなってきたのでさっさと2本目へ。2本目はスタンダードコースで地形も群れもマクロも楽しんできました。
水路を通ってHの穴を抜けて島裏に出ると青い海に魚がいっぱい。クロホシイシモチ・キビナゴ・キンギョハナダイ・マアジ・キンメモドキ・メジナなどたくさんの群れが見えます。

-24mのアーチには今日もテングダイのペアがいました。

今日はここからたて穴の前を通過して大牛の壁でウミウシを探しに行ったのですが、その途中にいたのがハナタツです。

このハナタツの撮影会にちょっと時間を取られてゆっくりとウミウシ探しが出来なかったのですが、これはお客様が見つけた和名のないウミウシ、ヒュプセロドーリス・クラカトアです。下を噛みそうな名前・・・、早く和名を付けて欲しいです。

それから今日のサガミリュウグウウミウシはちょっと小さめでした。

今年はツノダシが数多く見られます。でも写真を撮るのが意外と難しいんですよね。

この後は水路下の洞窟を通ってブイに戻りました。

2本目から上がってきたところで風が強くなってちょうどクローズになってしまいました。
サクサクっと潜って良かったです。

写真提供はTanakaさん、Takayukiさん、Chisatoさんです。ありがとうございました。

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