ワイドもマクロも|雲見《2025.07.03》

朝のうちは雲が少しだけあったのですがいつの間にやらカンカン照りの天気となり、結局夏日になりました。
梅雨前線は消えちゃってるし、梅雨はどうなってしまったの?
風はなくて海はベタ凪でした。

■ 天 気 : 晴れ
■ 気 温 : 32.5℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水 温 : 22~26℃
■ 透視度 : 8~12m

1本目 島前 ⇒ 水路下の洞窟 ⇒ Hの穴 ⇒ -24mのアーチ ⇒ 小牛裏 ⇒ ブルーコーナー
2本目 小牛横 ⇒ 小牛横砂地 ⇒ 小牛横

今日はまず朝一番に誰も潜っていない洞窟に行って地形と群れを堪能してきました。

もう少し潮色が綺麗だったら良かったんですけど贅沢行ったらダメですね。

魚の群れも相変わらずでキンメモドキは視界を遮り

イサキはトンネルに詰まっていました。

-24mのアーチで久しぶりにテングダイに遭遇。
やっぱりテングダイは-24mのアーチが似合う!(個人の感想です)

中層にはニザダイの大きな群れがあり、メジナも少し混ざっていました。

30cmを超える大きなウミウシ、ゾウアメフラシです。

どれくらい大きいかというと、私の手を並べてみたら…

アメフラシの仲間って他のウミウシと違って体の前がオス、後がメスの機能を持つんですね。
だから交接するときはこんな風に前後に並んで行うんですよ。

だから多い時には5匹位並ぶことがあるんですけど、今日は何と12匹が一列に連結して交接していました。
これだけ大きなアメフラシがズラーと並ぶとカメラに収まらないので動画で撮ってみました。
こんなに並んでいるのは私も初めて見ました。

クマノミのペアです。
もうそろそろ産卵する頃ですよね。

オオモンカエルアンコウはいつものお気に入りの場所にいました。

ハチジョウタツです。
探すのが大変ですが見つかると嬉しいです。
お腹が大きく膨らんでいるので産卵の時期ですね。

私が柏島に行っている間にニシキフウライウオがペアになっていました。

腹びれが細いのがオス、

大きくて丸いのがメスです。

このメスは腹びれに間に卵を抱えていて、卵には中の稚魚の目が見えていましたよ。

砂地ではハゼの数が増えてきています。
残念ながら今日も気まぐれなヤシャハゼが出ていませんでしたが、ヒレナガネジリンボウや

ネジリンボウがあちこちにいますよ。

特にこのネジリンボウは人馴れしていて、慎重に近づけば30cm位まで近づけます。
この写真はトリミングなしの写真で、これ位寄れますよ。

アマミスズメダイの幼魚は青いラインが綺麗ですね。

安全停止中のお供、マツバギンポです。

ゾウアメフラシも大きなウミウシですが、ヒトエガイも大型のウミウシです。

あとはキャラメルウミウシとか

海藻に乗ったヒロウミウシとか。

水管や触覚が見えているトラフケボリです。

最後はクロミルに乗っていたテブクロイトヒキヤドカリです。
ヤドカリもよく見たらいろいろな表情があって可愛いですよ。

やっぱり雲見ってワイドもマクロも楽しめて最高ですね。
週末はまだ予約可能ですから、予定が空いてたら遊びに来てくださーい!

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